………………うん、ここの子達には刺激が強い状況ですな。

クラスメイト達を見れば皆、顔を真っ赤にさせて前屈みになってる。

ほら、刺激が強過ぎだった。


「はぁ…ひっく……あぁ……はは……」

………聞きようには嘆き声にも聞こえるな〜……

って!!んな事を考えてる場合じゃない!

教室に入るなら今だ!!!


ガラガラ〜

「おはようございました!!遅れてすみません!!ってかどうして白死にかけてるんだ?笑い死にとか洒落にならないぞ〜?」

よしっ!!!なんなく入れたな!!


ゴスッ

「Σいっ!!!つ〜………ιι」

いきなり頭にゲンコツが降ってきて痛みで悶えていると上から地を這う声が降り落ちてきた。

「な〜に〜が、おはようございましたっだ!」


ビクッ

ヤバい!!タイミング間違えたか!!!

恐る恐る頭を上げるとそこには青筋を浮かべ、貼り付けた笑みをした氷先生が仁王立ちしてオレを見ていた。

「ご、ごめんなさい。遅刻しました…ι」


こ、こっえ〜……ιι

「はぁ〜、もう良い。さっさと座れ。今までの説明とかダチに聞けよ、俺は疲れた…」

そう言って本当に疲れた表情で溜め息をつき前に戻って行った。















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