だったら走れって?

いやいや、もう遅刻だってわかってるのに無駄な体力を使うなんて出来ないって。

それにオレら、朝飯食べてないし。

遅刻してるのに悠々と朝飯とか食べてられないからねι

朝飯を抜いてるからか、四季もなんかイライラしてるみたいだ。

何かオーラがねιオーラが……ι



「じゃあ私はこっちだから。光君、行くよ。」

萎れている光の手を掴み、四季は自分のクラスへと向かって歩いていった。


「はぁ〜、オレも行く…か……」

四季達と別れて少し寂しく思いつつオレは自分のクラスへと足を進めた。

久しぶりに皆に会うけど、皆覚えててくれてるかな〜…

不安だ………

あ〜、何かクラスの奴らを思い出して目ー瞑ったら白の笑い声が聞こえてきたぞ……


(あはははは……ひひっ……ひ〜……)


……………ん〜?何か教室に近づくにつれて笑い声が大きくなってきているような……


「ひひひ〜!!」


やっぱり聞こえてくる…

オレの脳内に聞こえてた笑い声じゃなかったのかよι

白、まさか朝から何かが君の良く分からないツボに飛び込んできたのか?
















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