はい、今は何時かな〜?

うん、9時前です。

何でこんな時間になったかって?

そんなの片付けをするっていうのに1人、剣を残してオレはノコノコ帰れるかい!!

剣は申し訳なさそうに笑ってたけど2人でこんなに時間がかかるんだから1人でやったらって思うと……冷や汗ものだ〜ιι



ガチャ

「ただいま〜。」

「おかえり。」

ビクッ

寮につき、自室のドアに手をかけて中に足を踏み入れた先に見えたのは四季の顔のドアップでした。


「……和、遅かったな。てっきり逃げたのかと思ったぜ。」

疲れた表情で四季は力無く笑いオレに言った。

「に、逃げるわけないだろ?ιっでもう夕飯は食べたのか?」

頬を引くつかせながら四季に言うと四季は力無く頷き。

「お前も早く食べて風呂はいってこい。もう光は布団を敷き出してるぞ。」

「り、了解……ι」

あはっあはっあはっι

四季、オレがいない間に何があったんだ…ι

四季の横を通りすぎ中に入ろうと思い靴を脱ごうと下を見たらぷらぷらと揺れる紐が見えた。

んん?ι

「…………四季…。お前の腰に巻かれてる紐は………」

「これか?これは俺まで逃げないようにって、光が……」

「そ、そうか…ι」

わ、悪いιオレが遅れたから……

「この埋め合わせはいつかするι」

「約束だからな。」

















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