な!なんだ?!ι

「何笑ってんだよ!」

いきなり笑いだした剣にどうしたんだと混乱して見ていると剣は目に涙を浮かべながら和を見て

「いや……ふふふ………可愛いな……と…ふふ……思ってな。」

満面の優しい笑顔で笑いオレに向かって言葉の爆弾を投げてきた。

「か!可愛いって!!何言ってんだ!!可愛くない!!!」

和は顔を真っ赤にして否定したが剣は笑って

「………可愛い……そう…俺は………思った…んだ…素直に…受け取って……おけ。」

剣に笑顔のまま言われ和は口ごもってしまった。

剣はそれを固定したのだと受け取り和の頭を優しく撫でた。

「っ!!つつつ剣!!兎の世話しにきたんだろ!はは早くするぞ!!!」

頭を撫でられ混乱した和は慌てて話を反らそうと腕の兎を両手で掴み剣の顔の前につきだして言った。

ど、どもりすぎだろオレ〜ιι

顔を真っ赤にしている和を見て剣は目をぱちぱちと何度も瞬きをした。

「ふふ……そうだったな…」

笑って剣は止まっていた作業を再開した。

それからオレも剣も黙々と作業をし続け、作業が終わった時には日が沈みかけていた。















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