「とっくり〜!何してんだ〜?」

ビクリとオレの声を聞いてとっくりは肩を震わせてゆっくりと顔を上げてオレを見て目を見開いた。


「…和やん?」

「そう、和です。和やんです。」

無言で見つめあっていると、とっくりの目が濡れていく。

「か、和やんーー!!!!!」

しがみついていた相手から離れオレに飛び付いてきた。

「どうしたんだ?ιやっぱりあの後二人に……」

ビクッ

「ゆ、ゆったら言かん!!ιそれ以上言ったらあかん!!」

必死の形相でとっくりはオレを前後ろに揺さぶりながら言ってきた。

ってか何をされかけたんだι

「アハハ♪楽〜、仕事ダヨ!!イクヨ〜♪♪」

ん?どうやら叩くのに飽きたのか、さっきの男はガッちゃんに向かって手を振りながら言った。

「それと……」

チラリとオレを見て男は冷たい笑みでオレに向かって笑いかけ、口を開いた。

「サッチャンを虐めたらバキュンバキャンピピーダカラネ☆」

それを聞いてオレは頭を必死に頷いた。

「ン♪ダッタラ良いんだ☆ジャアネ〜♪♪」

パタパタとバ…会長を引きづりながら男は去って行った。















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