……………何か幽霊でも出そうな程暗い場所にある部屋だな〜。

あっ、蜘蛛の巣発見!

まぁ、とにかく。

「………入るか。」

オレの言葉に我に還ったひなちゃんはオレの方を向いて頷きドアに近寄りドアを開けた。

中に入って見るとオレ達以外の教師はもう来ていたらしく(多分)決められた机の席に着いていた。

おい、嘘だろ。

オレの机の隣がひなちゃんだなんて。

弄ってやりたくなるじゃないか!

だが、今のキャラで弄るとオレとひなちゃんを埋めたオレが同一人物だとバレてしまう。

…………なんたるストレスの感じるポジション!!


「おっ!お前と机、隣通しじゃんか!!宜しくな♪(笑)」

あ〜、今。ひなちゃんの笑顔を見て、自分の心の汚さを知ったよ。

「…ああ、宜しく。」

内心溜め息の嵐と罪悪感でいっぱいだよ!おいやんは。

そんな事を思いながら自分の席につき、ひなちゃんと少し話しているとドアが開く音に驚いて前を見た。

「集まっているな。では今から授業をしに行ってもらう。決して手を抜いた授業をしないよう。では、解散。」

うは〜、なんとインテリ系なお兄さんだろうね。

今の所、一切顔の筋肉が動いて無いよ?















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