「自己紹介…か…」

「簡単で良いらしいですから、気楽にしたらいいですよ。」

笑いながらオレの方を少し見て久留夏はそう言いまた前を向いた。

その言葉にオレは少し緊張が和らいだがやはりドキドキが止まらない。

オレの通う学園から来た教師が一人、また一人と前で自己紹介をし始めた。

う〜ん、今の所誰も知らないな〜。

『では次の方どうぞ前に…』

Σおっ!いたー!!

知ってる教師居たよ居た!!!

まさかの…………ひなちゃんが!

ちょっ、ヤッバイほどテンション上がったんだけど!!

どうしようどうしよう!

やっぱ挨拶がわりに埋めた方が良いのかな?

あっ!でも今はオレ、教師として来てるんだった。

ひなちゃんには一応自己紹介しちゃってるし、生徒だってバレてるんだよな〜。

どうしたものか…。

同姓同名とかで通らないかな。

う〜ん。















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