電話を切り、前にいる奴等を見。

「はぁ〜…理事長室まで案内してくれないか?」

オレの言葉に苦笑を浮かべている者、呆れている者がいたが案内をしてくれる事になった。

「まさか、また理事長のお遊びに振り回されてたなんて……ι」

先程指名手配書を持って走って来た男が肩を落として、とぼとぼと歩きながら言う。

「…またって事は何時も遊びに付き合わされてるのか?」

足を止めずに相手を見る。

コクリと力無く頷いた男を見てオレはその男の頭を優しくポンポンと叩き。

「お互い、大変だな……」

オレが言うと

「本当に…」

男も力無く答えた。


「何か先生ら大変だな〜ι」

オレらの後ろを歩くオレが幽霊と間違えた男が苦笑しながら言ってきた。

それにため息を付きながら

「じゃあ替われ。」

と言ってやったら本気で左右に首を振られた。


チッ

それにしてもオレちゃんと大人な感じになってる?

(ドキドキ)

大人になりきれてるかな〜

ドキドキが止まらないι















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