「………なんだ。」 うっ、ひゃー!!ι すっげえ低く冷たい声だったぞι 男は自分の歩みを止めたであろう人物の方を向き睨んでいる。 「待て待て。ちょいアイツについて可笑しい思ったりしないのかよ?!」 「……………」 コチラをチラリと見。 「…無いな。」 「Σええー!!?アレでか?!ι」 オレに向けて指を差し。 「興味を持っていない奴の事などどうでも良い。」 うは〜………直球だな〜ι だが、それで良い♪ グッと親指を立てて喜んでいると。 「僕は興味を持ちましたよ?」 ニコニコニコニコニコニコ ……………え? Σいやー!!!何か怖いタイプに興味を持たれたー!!!! ムンクの叫びのポーズを取り落ち込んでいると。 「さっさとしろ!説明は要らないのか?!」 うわ!!ι不機嫌オーラを大放出しだしたよ…… 「行きます行きますιι」 そう言って慌てながら部屋の鍵を閉め男の方へと早足でいく。 「チッ、最初っからそうしていろ。」 顔をしかめながらまた歩き出した男に少し…本当に少しイラッとしながら後を着いて歩いた。 ▼ ▲ |