「ふへ〜………何か広いぞ。」

「ああ……部屋の形も違う。」

「二人とも〜、あんまりあさんないでね〜?プライベートってもんが…」

「あ、ここも違う。」

「お〜、すげー…」

「………」


数十分後。



「はぁ〜………見て回った〜」

「やっぱ違うな〜…」

「ん?和は?」

「へっ?さっきまでいなかったか?……………あ。」

共同スペースの隅々まで見て周り清々しい顔をしていた二人は見てしまった………

共同スペースの隅でのの字を書いて馬の被り物からキノコまで生やした和の姿を………


「か………和…ι」

スンスン…

「良いんだ……オレの存在を忘れられるぐらい………………」

シクシクシク…

「おいι……悪かった……和……ι」

実は二人が室内探索に夢中になる余り二人に必死に話し掛けたりしても気付いて貰えなかったのだ…















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