「「……」」


「何…この甘酸っぱい空気……」

「何だろうな…」

那加と空は二人の空気に少し困りながらも笑って見ていた。

「おーい、もうそろそろ戻って来てくれι」

「「Σっ!!?」」

空の声にやっと今の現状を思い出し慌てて空たちの方を見た。

「悪い悪い!!何かほのぼのしちまったι」

そう言って馬の被り物をかぶりドアの方へと歩いて行き振り返り。

「よしっ!行こうぜ?!」

と言って笑った。

その行動に三人は笑いながら後を追って教室を出た。

教室を出た後。空は部活に行かないと行けないと言うことで途中から別れ、那加は今日オレの為に図書室には行かずに付き合ってくれるらしい。白も今日は休むと言って離れなかった。

菓子作って来てまた夕飯の時に会えば良いのによ。

「あ〜、夕飯までまだ時間あるよな〜。どうする?」

「ん〜………じゃあ和の部屋に行っても良いか?」

「オレの部屋?」

「ああ、俺も見たい。」

「ぬぬ〜………二人とも物好きな。何も可笑しな所の無い男の子の部屋だぞ?」

「良いんだって!」

強く二人に行きたいと言われ渋々ながらオレの部屋へと向かった。















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