「罰ゲームとかじゃないんだけど……」 オレがそう言うと綺麗系の男の眉間にシワが寄った。 「…じゃあ何だ?」 声が幾分低くなった気がする男の声にオレは少し冷や汗をかき。 「…オレ、今日から登校する吉本 和。何か学校に来たら仲良くなった奴等に被れって言ってコレを被せられたんだ…フード付きを着ようかと思ったんだけど、却下された…」 それを聞いた二人は何か考え出した。 「お前が入学そうそう不登校になってるやつか……」 「それはオレの所だけ連絡ミスがあったからで。」 「……連絡ミス?」 「そうそう、入学式の日付が間違ってたんだ。」 それを聞いた二人はため息をついた。 「「奴か……」」 とわかったと言わんばかりな顔をしてオレに職員室に入るように言って来た。 「何時までも職員室の前で話をしてるわけにもいかんだろ?」 何故かと思っているのが伝わったのか気だるそうな男は苦笑しながら言った。 職員室に入ればやはりと言って良いほど皆さんはオレを見て固まった。 その状況を無視をしてお二方は奥へと歩て行く。 それにオレも続いて歩いて着いて行った。 「入れ。」 言われて見れば一つのドアがあり綺麗系の男がドアを開けて中に入るように言って来た。 まあ、拒む理由もないので入ってみた。 中は普通に綺麗な感じの接客用の部屋だった。 「ココならそれを取っても構わないだろ?」 ん〜……まあ、良いけど… ▼ ▲ |