……………アレから歩き出したしてわかった。

オレは浮いてる!!

オレを見た奴等は悉く固まっている。

まあ、学校に行きなり馬の被り物を被った男が来たら驚くわなι

んで手を繋いでいる光は学校で人気だと言うのもわかった。

オレを見て固まった奴等が気が付いたらオレと光が手を繋いでいる事に対しての驚きと暴言が飛び交うからだ。

現に今飛び交っているしな…


………まあ、頭はどうであれ……光は可愛い顔立ちだしな…

兄と妹の話から予測すると姫とか言われてそうな容姿をしている。

ハニーブラウンの髪を肩を少し過ぎた辺りの長さまで伸ばしてあり、後ろの方をボンボンで少しだけくくってある。

目もでかく二重瞼のパッチリおめめ。

身長だってこれは160無いだろう。

こんな子と馬の被り物を被った男が手を繋いで歩いてるんだ…

まあ、怒りたくなるんだろうな……ここの奴等からしたら。

ん?ってか普通に見ても美少女を誘拐しようとしている変態じゃね?ι


ハァ……敵を作りたくなかったのに…


「ん?マイフレンド、気分でも悪いのか?」

心配げに見詰めてくる光を見て

まあ、良いかと心の中で思い楽しくなりそうだと笑った。

「大丈夫だ。早く行こうか?」

馬の被り物を被って要るからか、余り視線を苦に感じる事はなく職員室に着くことが出来た。

「よしっ!着いたぞ?マイフレンドよ!!」

胸を張って笑いかけてくる光に笑いながら

「ありがとうな?」

とお礼を言い光の頭を撫でてやった。

そうすれば光は嬉しそうに笑いながら目を細めて撫でられている。

「じゃあ僕は行くね?一緒のクラスだと祈って置くぞ!!ベストフレンドよ!では☆」

オレに敬礼をしウィンクをして職員室から走り去って行った。















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