ジリリリリリリリリリッリ………

「う…ん……」

もう朝か……

あ〜…………眠い…


もそりと布団から顔を出すとそこで頭の眠気が少し逃げて行った。

………え?

目の前の床に馬の顔が大量に生えてる。

…………あっ、馬の被り物か!!

……いつ分身したんだ?お前は。

のそりと布団から出て色んな種類の馬の被り物達を見てみる。


…………今日はどの子にしようかしら〜♪


あはははは……

……なぜ増えたし。


コンコン

カチャッ


「おいっ!起きろー!早くしないと遅刻だぞおおっ!!!!」

あっ、四季。

「………お前の?」

そう言って四季は床の馬の被り物達を指差してきた。

「ううん……起きたら生えてた……」


「「………」」


二人で部屋の床から生えている馬の被り物達を無言で眺めていると部屋のチャイムがなった。

「ヤベ。早く行く準備をしろ!」

いきなり慌てて四季は玄関の方へと走って行った。















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