ワクワクしながら鍵を鍵穴に入れ鍵を開ける。 「……………あっ！チャイム鳴らすの忘れた！！」 そう思いまた少し開けたドアを閉め改めて部屋のチャイムを鳴らす。 そうすればチャイムの近くにあるスピーカーから声が聞こえた。 『…はい。』 「あの……遅れて来た同室の者ですが…」 ヤッバ！！ドキドキが止まらない！！ 『待って…』 「あっ、はい。」 スピーカーの切れる音がしてから直ぐにドアが開いた。 開いたドアから顔を出した子はオレを見た瞬間目を見開き固まってしまった…。 まあ、分からん出もない…ι いきなりドアを開けたら馬男が立って要るんだからなι 「「………」」 「あんさんら何時まで見つめあっとく気や？」 とっくりの言葉に相手はオレから目をそらし初めてオレの周りに居るとっくり達に気付いた。 そしてまた固まった。 ………やっぱ役員だからか？ ▼ ▲ |