「ぶかぶかとかじゃない事を祈ろう……」

「…………」

巳叉は徐に立ち上がりドアに向かって行った。

「Σちょっ!?巳叉何処に行くんだ?」

慌てて聞くと巳叉は振り返り。

「アイツの事だ……また変な妄想を膨らませる服を着せるつもりだろ。だから私の服を持って来ておく。」

「で……でもそれで普通な服だったら無駄になるぞ?」

「その時はその時だ。」

そう言い部屋を出て行った。


「……巳叉は……心配している…」

巳叉が出て行ったドアを見ていたら後ろから声がして振り返ると剣がクッションをいじりながらオレを見ていた。

「………心配?」

「………(コクリ)……あの二人は何かと……気に入った……人に…色んな…妄想の………餌食にする…癖が………ある。」


………餌食に……ってιιι















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