※猫臨也×飼い主静緒です。

※性描写有ります。

「にゃおう!うなーっ!」
「んにゃあっ!にゃーおっ!」

「………。」

俺の名前は臨也、猫だ。

矢霧波江という化学者に飼われていた。
といっても、その女は仕事と実の弟へのストーカーで忙しかった為御飯をくれるだけで後は俺を自由にしてたから、
野良猫同然だったんだけどね。

「んにゃーっ!」
「うにゅ、にゃお!」

そんな俺はある日、
運命の出会いをした。

満月が爛々と妖しく輝いていた晩、
野良犬と争い傷付いていた俺を救ってくれたんだ。

「ふにゅうっ!」
「んにゃ、にゃう!」

とても美しく優しい、
まさに天使か女神の様な彼女に…。

「って、いい加減黙れっ!!!」

さっきから外で品が無い鳴き声を上げて騒いでいるのは発情期真っ只中の奴等だ。

そう、発情期だ(大事だから2回言うよ!)。

「っ………。」

かくいう俺も盛っている。
だからって俺は見境無くヤり回るオス猫じゃないよ?
俺には平和島静緒という飼い主兼恋人が居るんだから!v

「ただいま〜。」

噂をすればシズちゃんが帰ってきた!
…いつもならすぐに玄関へ行くんだけど、
盛りまくってる今の俺は玄関だろうが廊下だろうが会った瞬間シズちゃんを襲いそうだ…。

「いざにゃん?」

俺が寝転がるリビングに不思議そうに入ってきたシズちゃん。
毎日見てるミニスカにストッキングというバーテン姿に目眩がする…!

「いざにゃん?具合でも悪いのか?」

しゃがんで俺の顔を覗き込む様にして心配そうに尋ねてくる。
でも俺には答えてる余裕は無かった。

今のシズちゃんは、
その豊かな胸を俺に突き出してる様な態勢だから…!

「…シズちゃんが悪いんだけど、取り敢えず俺が謝るね。」
「?何が、っ!?」

我慢できなくなった俺はシズちゃんを床に押し倒した。
僅かな理性が働いた様でしっかりカーペットの上に。

「いっいざにゃ…んぅ!?//」

真っ赤な顔をして何か言おうとするシズちゃんの口を俺の口で塞ぐ。
言葉を紡ごうとして開いていた口に舌を入れ、
ビクッと震えて奥に引っ込もうとするシズちゃんの舌を捕まえる。
シズちゃんは俺のザラザラした舌が大好きみたいだから、
わざとくちゅくちゅ水音を立てながら激しく絡めれば、
淫乱なシズちゃんはあっさり抵抗を止める。

「んっ…ふぁ…」
「ごめんねシズちゃん、今日は優しくシてあげられそうにないや…!」

少し爪を立ててビリッとシズちゃんの大切なバーテン服を裂いた。
反動でぷるんと揺れる、水色の薄い布に包まれた大きな胸を両方共鷲掴みにするとシズちゃんの体が跳ねた。

「あは、シズちゃんったらキスだけで乳首が固くなってるよ?ブラを押し上げちゃってるv」
「っあ、あぅ…//」

グイッとシズちゃんの首元までブラをずらして、
ツンと立ってるとシズちゃんの淡いピンク色の乳首を舐める。

「ひゃっ!…ぁ…ぅん…ザラザラ…してっ!」

右側の乳首を右手でこねくり回しながら柔らかさを堪能して、
左側の乳首を舐めたり吸ったり、
そして空いた左手を下へ滑らせる。

「はっ…ぁん…いざっ…!」
「なぁに?シズちゃんv」
「きゃうっ!」

乳首を軽く甘噛みすれば可愛い悲鳴を上げる。
その隙に左手をスカートの中に入れて、
爪先で下着とストッキング越しにシズちゃんの秘部をなぞる。

「しっとりしてるね?」
「やあっ、知らない…!//」

涙を浮かべた真っ赤な顔で弱々しく首を振るシズちゃん。

そんな可愛い顔されたら益々我慢できなくなるのに。

シズちゃんを傷付けない様に注意して爪を立ててストッキングを破り、
少々乱暴に下着をずり下げた。

「…ほらやっぱり、シズちゃんの此処びしょびしょだよ?」
「ひゃあっ!んやっ…ああっ…!」
「ははっ、簡単に3本入っちゃったv」
「あ…やらぁ…ひうっ!」

ぐちゅぐちゅと生々しい水音を立てながらシズちゃんの中をかき混ぜる。
勿論胸はまだ愛撫中だよv
快楽に溺れ始めたシズちゃんは声を抑える事無く喘ぐ。

快感による涙を流しながら可愛く鳴くシズちゃんを見ていたらもう堪えられなくなった。

俺は胸への愛撫を止めて、両手でシズちゃんの両足を掴み大きく広げた。
蜜に濡れてとろとろになり、物欲しげにヒクヒクしているピンクの其処に、
思わずゴクリと息を飲んだ。

「やっ…みないでぇ!//」
「今更何言ってんのシズちゃん、もう何度もシてる事じゃないv」
「っっばかぁ!//」

恥ずかしがるシズちゃんにちゅっとキスをして、
今か今かと出番を待っていた俺のをピタリとシズちゃんの其処にあてがい一気に押し入れた。

「ひっ、ああああああっ!」
「くっ…!」
「あ…あふっ…いきなり…っ…」
「ごめんね…シズちゃん!」

熱くてキュッと締め付けてくるシズちゃんの中を早くもっと味わいたくて、
俺はシズちゃんの細い腰を捕まえて動き始めた。

「まっ待って…あんっ!やっ…ひゃんっ!」

ガツガツと余裕無く突き上げる俺。
イイ所に当てればシズちゃんの中は更に締まる。

「きゃんっ…あうっ…いざ…もっ…イっちゃ…!」
「ん、俺も…!」
「ひああっふうっ…ぁ…にゃっ…!」
「シズちゃんっ!」
「んっ…あああああっ!」
「っ!」

シズちゃんの奥に欲望を叩き付けて、
俺はシズちゃんに覆い被さる様に倒れた。

「はっ…はあ、シズちゃん?大丈夫?」
「…んぅ…聞くな…//」

とろけた表情のシズちゃんを間近で見て、
発情期中の俺はまた盛った。

「……悪いけど、煽ってるのはシズちゃんだから。」
「…ふえ?何が、って…きゃうっ!」

結局その晩は朝日が昇るまでヤりましたv

END

〜あとがき〜

動物化大好きな私、
とうとう裏を書いてしまいました!
ショボイ裏ですみません!orz
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