※臨也がかなり暴走致します。

「シズちゃん、美味しい?v」
「ん…v」

俺とシズちゃんは今デートしてます!v
大事な事だからもう1回言うよ?
俺は今、シズちゃんとデート中!v

新宿に新しく出来たケーキバイキングに誘ったら嬉しそうに付いて来てくれたんだ!v
シズちゃんのそういう所可愛いよね〜、
あっ勿論シズちゃんは全てが可愛いんだけどね!

「……臨也は食わねえのか?」

今まで黙々とケーキを食べていたシズちゃんが、
フォークをくわえたまま俺を見つめてきた!
ちょっと何その可愛い顔!
それだけで俺満腹ですごちそうさま!!v

「うん、俺は良いからシズちゃん時間までいっぱい食べなよ。」
「………。」

ムッと顔をしかめるシズちゃん。

余り甘い物が好きじゃない俺はこういう店も好んでは来ない。
でもシズちゃんが幸せそうに食べてる姿を見れるなら、
たかが90分くらい何の苦でも無い。

そういうつもりで言ったんだけど、多分納得してないんだろうな。
何言われるかな〜?と様子を見ていたら、
シズちゃんは自分が食べてるケーキに視線を移して…言葉の通り固まった。
まるで石化したみたいに、ケーキを凝視したまま動きが止まってる。

「シズちゃん?」

実際はほんの5分か10分程度だろうけど、もう30分くらい固まってるんじゃ?と思った所で声を掛けてみた。
するとシズちゃんはビクッと跳ねて、何故か顔を赤くする。

「どうかしたの?そのケーキ美味しくなかった?」
「あっ…いや……美味しい…。」
「?」

挙動不審なシズちゃんも可愛いけど、
何か気に障る事言ったかな?
俺が思考を巡らせていると、突然シズちゃんがケーキを1口分切ってフォークに刺して、
何と俺の方に突き出してきたっ!!

これはっ!

まさしくっ!!

「おっ美味しいから…おっおまえも食えっ!//」

あ〜ん!v、だっ!!!

「いっ良いの!?シズちゃん!?v」
「っ………連れてきてくれた礼だ//」

シズデレきたあああああっ!!(゜∀゜)

「嬉しいよ、あ〜ん!v」
「っ!//」

少し身を乗り出してパクッと1口サイズのチョコレートケーキを食べる。
シズちゃんは更に顔を真っ赤にして、咀嚼する俺を見つめる。

「な、なっ?美味しいだろ?」

不安気に聞いてくるシズちゃんも可愛いな〜v

「シズちゃんが食べさせてくれたから、と〜っても美味しいよv」
「……も…2度とやんね…//」

フォークを自分の元に引っ込めて、
店内(特に女性)の視線を集めてる事にも気付かずまたケーキを食べ始めるシズちゃん。
その顔は苺みたいで凄く可愛いv

この後家に誘ったら来てくれるかな?v
生クリームプレイしたら喜んでくれるかな〜?v
楽しみだなぁ、楽しみだな楽しみだなぁ!v

END

〜あとがき〜

ケーキバイキングならきっとシズちゃんも喜んで付いて来るでしょうね!
クリームを付けたシズちゃん…v←変態
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