※裏有り注意

「ぁんっ、は、ふ…ひゃんっ」
自分のこんな恥ずかしい声が小さい二人にも聞かれていると思うとどうしようもなくいやらしい気分になってしまう。ほぼ全裸状態の私は臨也に身体を預けて全身を愛撫されている。気持ち良い、そして興奮する。太ももとか撫でられてしまったら身体がびくびくと反応した。
「まだ胸を揉んでキスして愛撫しただけなのにすっごいドロドロだよ、シズちゃん。」
臨也が私の蜜壷に指を這わしただけでぴちゃぴちゃと卑猥な水音が鳴る。ああ、私、すっごく興奮してる…罪悪感というか、背徳感というか…
「ねぇシズちゃん、俺を意識してる?」
臨也が私の鎖骨を軽く噛んだのでビックリして目をそちらに向けると臨也の射抜くような紅い瞳と合って動けなくなってしまう。臨也の目はまさに肉食獣のようだ。
「サイケと津軽ばっかり考えちゃダメだよ、今は俺のことを考えて。」
もしかして、嫉妬してくれたのだろうか。そんなことを考えていたら胸をまた揉まれて快感の波が思考力を奪っていった。
片方の胸はやんわりと揉まれて、もう片方の胸は飾りを舐められたり吸われたりして。臨也の空いているもう一つの手は私の下半身にある突起を刺激している。そんなことされてしまっては、何度も軽く達してしまう。
びくびくと痙攣している私の姿を見た臨也はニヤリと笑った。止めてほしい、そういう顔は。イケメンだからどんな顔も似合っているし様になっている。その表情にぞくぞくと、何とも言えぬものが背筋を這う。今から肉食獣に食べられる草食動物の気持ちに似ているかもしれない。
「結構何回も軽くイッてるよね、そろそろ強い刺激がほしいんじゃない?」
舌なめずりするな、バカ。そんな姿も様になってて感じちゃうんだよ!私は黙って頷き、臨也に抱きついた。
「いざやの、ふとくておっきいの、ちょうだい?」
自分から襲っておいて何だが、シズちゃんが段々その気になってきて内心笑ってしまう。もちろん馬鹿にしているわけではない、普段と違ったシズちゃんが見れて笑っているのだ。
シズちゃんはいい意味でも悪い意味でもクールだから、自ら誘って来ることはない。けれど今日のシズちゃんは感じすぎだし、喘ぎ過ぎだし、誘ってきた。サイケと津軽の前で襲ったのが効いたかな。
前戯もそこそこに熱を持った自身をシズちゃんの中に埋めていく。シズちゃんの中は相変わらず良い締め付け具合で、気を緩めたまま自身を抜き挿ししたらきっとすぐにイッてしまう。そのくらいシズちゃんのナカは熱くて気持ち良いのだ。
「ひ、ああぁ…おっ、きい…いたい…」
「大丈夫?」
腰を動かさず頭を撫でてあげると少し涙目になったまま「大丈夫」と言った。涙目のシズちゃんも可愛いなぁ。
「ぁん…またおっきく、なったぁ…」
想像してほしい。クールなくせにフェロモン垂れ流しの無意識小悪魔ちゃんがひらがなで、恍惚とした表情で、熱い吐息を吐きながら甘い声で「おっきくなったぁ…」とか言うのだ。
それで興奮しない方がどうかしているだろう。
「ふあっ!あ、ひんっ!ひゃあぁん!」
まるでセックスを覚えたての子どものように、緩急をつけて抽挿をするというテクニックも使わずただひたすら奥を突く。シズちゃんは奥が一番好きだから問題ないはずだ。
「あぅ、はげしっ…!いざやぁっ!きもち、いぃ…!あん!」
「いつもより乱れてるような気がするけど、そんなに興奮する?」
「ぁっ!さいけとっ、つがるに、みられてぇ、こうふんしてゆの!いざやの、でっかいのをいれられて、かんじてるぅう!ふああ!」
「…っ!もう、出すよ…!」
「きてぇ、おくまで、ひううあああっ!」
シズちゃんがイッた後にナカがきゅうと締まり、それにつられ俺もイッた。嬉しそうな顔をしたシズちゃんはそのまま寝息をたてて寝てしまった。後で処理をしてあげなければ…お腹痛くなるらしいからね。
そういえばサイケと津軽はどうしているだろう、声が聞こえなかったけど…と思って見てみたら、サイケがこっちを見てニヤニヤしていた。
「器ちっちゃい!僕たちに嫉妬したんでしょ!」
「…うるさいなぁ。」
サイケは俺たちの様子を見ていたらしい。津軽はサイケのヘッドホンをつけてサイケの膝ですやすやと寝ていた。
「しずおの声、可愛かった。」
「今すぐ忘れなさい。」
「つがると同じくらい可愛かった!でも僕はつがるの声以外には興奮しないけどね!」
「あっそ。」
「しずお、かわいそう!」
ホント、サイケって俺に似てるよね。鋭いし弱点を平気で突くし。もう、イライラするなぁ。
(サイケと津軽の前で盛りやがって!臨也のバカ…!)
(ごめんねシズちゃん!この通りだからぁ!)

END

10000hit企画にくれーぷ様にリクエストし、書いて頂いた臨也×静緒+サイ津でございます!
静緒のマシュマロ乳ハアハア←変態
静緒+サイ津は本当の親子みたいで微笑ましいです!
くれーぷ様、ありがとうございます!
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