※裏注意

「つがるっ!」
うとうとして眠たそうな津軽の肩を掴んで軽く揺さぶる。
「ふあ…なぁに、さいけぇ…」
少し頬を膨らまして、目に涙を溜めて僕に不満を訴える津軽。ごめんね、起こしちゃって。
「愛してる、つがる。」
いつになく真剣な表情でそう言うと、津軽がきょとんとした顔になって。
「僕も愛してるよ、さいけ。」
そしてふわふわと可愛らしい笑顔を浮かべるのだ。いつもならこれで満足するのだが、今日はそうはいかない。だって言葉以外の愛情表現を知ったんだもの!
「つがる、今日はたくさんたくさん愛してあげる!」
「やあ…ひ、ぁん…っ」
いつもの声とはまた違った津軽の声にドキドキしてしまう。
着物を脱がして首筋を舐めたり乳首を触ったりすると、津軽も静雄と同じように頬を赤くしてふにゃっとなった。すごく可愛い。
「ぁ、さいけ、そんなとこ見ちゃやらぁ…ふあっ…」
ふにゃふにゃになった津軽の足を広げてみると、津軽のそこは綺麗なピンク色をして、触ってほしいと主張していて、可愛らしかった。
臨也がやってたみたいに根元を扱いたり先端を舐めたりしていると、津軽が切羽詰まった声を出して暴れだした。
「ひぁあ、なんか、くる、さいけぇ!へんになっちゃ、あ…ふあああっ!」
身体をひくひくと震わせながら、自身からとぷっと白く濁った液体を出した。
えっと、確か臨也はこの液体を静雄のお尻の穴に塗っていたよね…
「はふ…ぁう、さいけぇ…な、でぇ…?」
津軽の声に反応して顔を見れば、涙を流しているではないか。
違う、僕は津軽に泣いてほしいんじゃないんだ。
「ごめんね、つがるっ…!怖かった?怖かったよね…」
ぎゅーっと抱き締めると、津軽は僕の腕の中で首を振った。
「…最初は怖かった、けど、すごく気持ち良かったの…気持ち良くて、泣いてるの…変だよね…?」
僕の背中に手を回してやんわりと抱きつきそう言う津軽。やっぱり僕は津軽のことが好きで好きで堪らない。気持ち良くて泣いてるとわかってひどく安心した。
「変じゃないよ、むしろ可愛い…気持ち良くて泣いてるならよかった。…続き、してもいい?僕、つがるにたくさん教えてあげたいんだ…どれだけ僕がつがるのこと大好きか…」
「これって、愛を伝える行為?」
「うん、そうだよ。つがる…愛してる。」
「僕もさいけが好き…続き、やって?」
こくんと頷き、お尻の穴にゆっくりと指を入れる。眉尻を下げて違和感に耐えている津軽の様子が可愛い。
なるべく早く気持ち良くなってもらおうと丁寧に掻き回すと津軽のナカが僕の指を放さないというかのようにきゅっと締め付けるのだ。
「ぁ…ひ、ふぅう…さいけ、さいけぇ…きす…っ」
望み通りキスをしてあげるとナカが更に締まった。津軽は下の方も可愛い!
指を二本、三本と増やしナカを解したところで、僕のモノを取り出す。
「…さいけの、おっきい…」
津軽が僕のを見て素直にそう言ってくれたから、すごく興奮してしまった。卑怯だよ、僕のアソコがまた一段と大きくなっちゃったじゃない!
津軽のお尻の穴にあてがい、ゆっくりと埋め込んでいくと、津軽のソコは異物の侵入を拒んだ。きつすぎて根元まで埋め込めない。
「つがる、大丈夫だから…力抜いて…?」
「あ、あぅ、わから、な…っ」
「じゃあ…ふぅっ」
「ぁん、ひゃああっ!」
耳に息を吹き掛けると津軽はふにゃっとなり、その隙に根元まで埋め込む。
とても熱くて、きつくて、気持ち良くて、初めての感覚。
溶けてしまいそうだ。津軽とこのまま一つになってもいいかもしれない、なんて思えちゃうくらい熱い。
「…愛してる…つがる、愛してるよ…ずっと側にいてね…」
「は、ふ…さいけ、さいけぇ…僕も愛してる…ずっと、いっしょ…っあ…」
「どれだけ愛してるか、身体で表現するから…たくさん気持ち良くなって?」
「ひゃ、ふぁああ…んう、ぅ、はぁん…っ」
優しく抱き締めて腰を少し振ると津軽は可愛い声を出しながら喘ぎ始めた。
緩急つけて、少し焦らすように動けば、津軽は異物感に慣れたのかゆっくりと腰を振り僕を求め始めた。
「愛してる…んっ」
「あ…ぼくもぉ、はぁっ…!」
僕が愛してると言う度に、程よく締まっている津軽のお尻の穴が更に締まって気持ち良い。
徐々に腰を振るスピードを早くしていくと喘ぎ声が大きくなっていく。聴いていて心地良い喘ぎ声に目を閉じて耳をすます。
「んぅ、ひあぁあ…また…へんになるぅ!っは、やらあぁ!」
「うん、いっしょに、変になろう…!」
「はあっ!あああぁあっ!」
身体で愛を伝えるのはかなり疲れることだとわかった。
だから臨也と静雄は二、三日に一回やるんだね。
でも、これを一回やるだけでも疲れるのに三、四回くらい続けてやる二人はやはりすごい。
それだけ愛し合っている証拠ってことなのかな。
「つがる!」
「はう…?」
「僕、がんばる!一日に何回も何十回もつがるに身体で愛を伝えられるように、頑張るからね!」
「さいけが、がんばるなら…僕もがんばるっ!」
「ありがとうつがる、一緒に頑張ろう!愛してるっ」
「さいけ、愛してるー!」
(おい、臨也…これって…)
(俺たちのを見ちゃったみたいだねぇ。)
(…しばらくはセックス禁止な。)
(えー、無理だよ!)

END

1000hit企画にくれーぷ様にリクエストし、書いて頂いたサイ津でございます!
両親(臨静)の情事を見て学ぶサイケ…今後の成長が楽しみです!←
くれーぷ様、ありがとうございます!
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