※裏有り注意
※サイケと津軽はパソコンの中

「つがるーっ!」
マスターに今日は上手く歌えたから津軽に会いに行ってもいいよと言われ、素直に津軽に会いに行く。津軽はマスターから新しい曲をもらったからずっと歌を練習中していた。
「さいけっ、今日は早かったね!」
津軽が僕をぎゅっと抱き締めてくれる。僕たちはいわゆる恋人関係であり、マスターには内緒にしている。でも、マスターの様子だとたぶんバレてるけど。
「今日はね、歌が上手く歌えたから早くつがるのとこに行っていいって言われたんだー!だから今日はもうつがるから離れないよっ」
「ほんと?」
ぱあっという効果音がつきそうなくらい津軽が微笑み僕の手を握った。すごい可愛い!津軽と早く会いたいからと寝る間も惜しんでいっぱい練習してよかった!
「つがるー、だいすきーっ」
「僕も、さいけがすき!」
すりすりと甘えてくる津軽が可愛い。本当に可愛い。津軽の可愛さは世界一と言っても過言じゃないと思うんだ。髪の毛金髪だし。ほっぺたはぷにぷにしてるし。笑顔は可愛いし。羽を生やしたら天使みたいになるね、きっと!
「つがるぅ!」
「ひゃあっ!」
思わず津軽を押し倒してしまった。だって可愛いんだもん!可愛くて美味しそうなものを食べたくなるのは人間だってボーカロイドだって、誰だって一緒だと思うんだ!
「つがる!たべていいかな?」
「ふえ!?僕なんか食べても美味しくないよー!」
そういう意味の食べるじゃないんだけどなぁ、本当に可愛い。津軽はそっちの方にはとことん疎いから仕方ないか。僕がわざと津軽にそういうの見せないようにしてきたんだし。
「ううん、つがるは絶対美味しいよ!いただきまぁす!」
「っんむ…!?」
津軽のくりっとした丸い目が更に丸くなる。キスもしたことなかったもんね、僕たち。ああ、津軽のピンク色の唇柔らかい。甘い味がする。もっと早くから食べておけばよかったなぁ。
「あ…さいけ、なんで服ぬがすのぉ…っ」
「服は美味しくないもんー」
「やあ…恥ずかしい…っ!」
着物は脱がしやすくて、けしからんと思う。万が一津軽が襲われたらすぐに脱がされちゃうじゃん!
あっという間に着物も下着も脱がされた津軽が裸を見られないようにうつ伏せになる。
ばかだなぁ津軽、うつ伏せになったら今度は白くて可愛い、柔らかそうなお尻が丸見えだよ。ああもう可愛いなぁ。僕はその可愛いお尻に手を這わせた。
「っやん…さいけぇ…!」
「やわらかぁい…」
「やだ、お尻触っちゃやだ!」
お尻の柔らかさを知って思わず涎が垂れる。早く挿れたいという欲望を必死に抑え込み、津軽の上に乗って後ろから乳首を摘まんでみる。
「っあ!」
津軽の可愛い声を聞いて世界が停止したかと思った。
普段演歌を歌ってる時の声とは対称的に高い声を出した。もっと聞きたい、もっといじめたい、もっと鳴かせたい!
「ふぁあっ、ちくび、やだ、なんか変っ…!」
身を捩って僕の手から逃げようとする津軽。なんだか小さい子をいじめてるみたいだ。思わず口角をあげて笑ってしまう。
僕は津軽の綺麗なピンク色をした乳首をつついては摘まんでと緩急をつけて刺激を与えながら、自らの腰を津軽の腰にわざと擦りつけた。
「あ、んぅっ…さいけ、なんかかたいの、あたってる…っ」
頬をリンゴのように真っ赤にして、乳首をいじっただけではふはふと息を荒くしている津軽を仰向けにしてみたら、小さくて可愛い津軽の自身がぷるぷると震えて先走りを垂らしていた。
津軽って受けの才能あるのかもしれないなぁとぼんやりと考えながらその自身をぺろりと舐め、一気に根元までくわえてみる。
「あっ!?そんな汚いとこ…くわえちゃやだぁ!さいけぇ…っ!」
ぽろぽろと涙を流し嫌がる津軽を見て、止めるどころか追いつめるように舌を使う。
ごめんね津軽、あまりにも可愛いからもっといじめちゃいたくなっちゃった。性格が曲がっててごめんね。
「ひうっ!なんか、なんかくるぅ!っあああぁぁ!」
津軽の身体がびくんと一際大きく震え、僕の口の中が苦みがあるけどどこか甘い液体に満たされた。僕はその液体を迷わず飲み、自身から口を離す。
津軽が随分とイクのが早かったのはこんなことされたことないからなんだろうな、と思うとなんだか微笑んでしまう。
「ふえ…おしっこでちゃった…さいけが飲んじゃった…」
またぽろぽろと涙を流し始めた津軽。こんな可愛らしい子を見て襲わない人がいたら教えてもらいたい!

第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -