「臨也…。」

突然シズちゃんが俺の事務所にやって来た。

「どっどうしたのシズちゃん!?そりゃあ来てくれるのは大歓迎だけどさ!v」

普段は俺が幾ら誘ってもなかなか来てくれないのに…!

「別に…。」
「…まあ其処のソファーに座ってて、すぐ飲み物を用意するから!」
「ああ…。」

シズちゃんをソファーに座らせ、キッチンに向かう。

甘い物が大好きなシズちゃんの為にホットチョコレートを用意して戻ると、
シズちゃんがソファーの上に横たわっていた。

ホットチョコレートが入ったカップをテーブルに置き、
シズちゃんの隣に座ってそっと頭を撫でる。

「シズちゃん。」
「ん…。」
「どうしたの?」
「…………。」

理由は知らないけど、どうやら酷く落ち込んでるみたいだ。

不謹慎ながらも、今俺は凄く幸せだ。
だってシズちゃんが、
あのシズちゃんが、落ち込んでて向かう先が俺だなんて…!v
あの上司や運び屋じゃなくて!v

「シズちゃん。」
「………。」
「何があったのかは聞かないから、また何かあったら俺の所に来てね?」
「…臨也……。」
「もっと俺を頼って?」
「っ…ありがとな、臨也。」

頭を撫でる俺の手に、猫みたいにすり寄ってくるシズちゃん…凄く可愛い!v

何時ものツンツンなシズちゃんも可愛いけど、
こういうデレデレなシズちゃんも可愛いな〜!v

「大好きだよ、シズちゃんv」

………………………
〜あとがき〜

…もう少し臨也を真面目にするつもりだったのに…(汗)
そしてシズちゃんが余り喋ってない!
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