◇2
――朝
『ん…頭、いた…』
ん…?
腕が重い…
なんだろ?
………
……
( ̄□ ̄;)!!
『だっ、誰??』
俺の胸に顔を埋めた、小さな子供…
『えっ?えっ?』
俺、昨日…
羽柴ちゃん達と飲んで、別れて…
少しづつ思い出してきた…
そぅだ、酔っ払いの勢いで、道で寝てたこの子お持ち帰りしちゃったんだ……( ̄ω ̄;)
えっと…
でもさ…親は?
俺、誘拐犯とかなってないよね……;
もう、俺の頭はパニック!!
『ん…にゃ…』
Σ(゚д゚ノ)ノ!!
…
落ち着け…落ち着け…俺
少し冷静になって、自分の腕の中にいる子をようく見てみた。
えっ…!?
猫…ミミ…?
か…可愛いぃ(//▽//)
て、…違う違う!!
何で、こんなの…
あっ!
そういえば…昨日も…
そう思って、猫ミミを触ってみた…
『ん…やぁ…』
ミミがピクピクッて動いて、イヤイヤって仕種をする。
すっごく可愛いぃぃ
(*/∇\*)デレデレ…
て、えっ?
これ、本物?
もう一回、触ってみる…
『ゃ…ぁ』
そう言って、ゆっくりそれまで閉じられていた目が開かれる。
…
…
コシコシッと、目を擦り俺をジッと濡れた目で見つめてくる…
か…かわっ(//▽//)
ヤバイ!!
なんだこの子の可愛さは…
ヤバすぎでしょ☆