「アリスー!会いたかったァ!嬉しい!!」
「うぎゃああ!!!」
「うぎゃあとはなんだ、女王様に失礼だろ罰として代われ!そして俺に至福の喜びを与えてくれ!!」
「騎士相変わらずきもいな」
「可愛い可愛いあたしのアリス。今日は城に何の用事?逢引?」
「逢引って女王意外と古風な…。いや、帽子屋の紅茶届けに来たんだけど。はいこれ、注文品だろ?」
「へぇ、帽子屋早く死ねばいいのにね!」
「辛辣だな相変わらず……」
「女王様その辛辣なお言葉は俺に!俺に向けてください!!はあはあ!!!女王様の容姿で死ねとか言われたらまじ、イくわ」
「……」
「アリスは向こう向いてろ、ここは大人の世界だぞ」
「子どもをきもい世界へ誘うな!女王は俺と紅茶飲もうなー。あのロリは見ちゃだめだぞ、うつるからな」
「大丈夫よアリス。最初から眼中にないから」
「はああ!?死ねよアリス空気読めよ!めくるめく俺と女王のS&Mの世界に男とババアは必要ねぇんだよ!」
「貴様が死ね、消えろ」
「はぅぅ!女王様の全身舐めたい。ってかマジイきそうになった」
「「きっめぇ」」
「おいアリス、お前何女王様と台詞被ってんの?声帯ぶっちぎるぞ」
「ロリコンいい加減にして!アリスにそういうことしていいのはあたしだけなの!」
「え?」
「ん?」
「なんでもないよー」
「え、うん。……うん、早く帽子屋のところ帰ろう、うん……」
「アリスゆっくり紅茶飲んで帰らないの…?あたしの傍いや…?」
「………」
「………」
「いやなわけあるかあああ!くっそ可愛いなあもおおおお!!!」
「(はっ、ちょろい)」
「俺の女王様は本当女王様でいいと思う」
「ロリ騎士は向こう行って」
「辛辣メロリン!」
「(やっぱり帽子屋のところ帰ろうかなぁ)」



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