PP→トロイメライの忘れもの | ナノ
あとがきという名の余談と補足
⇒一応このお話をもって、PP夢シリーズは一段落いたします。
やはりアニメ最終話沿いということもありますし、この話を書き終わり私の中で区切りがついてしまったからです。
とはいえ、PPは二期も決定しているようですし、まだまだこれが終わりというわけではありませんので、ご安心ください!
あくまでも『一段落』です!


⇒attention!
このあとがきは膨大な長さであり、一部原作捏造、そして男女主についてかなり話を掘り下げていますので、以上が苦手という方はブラウザバックを!
また、このあとがきを読んだあとの苦情等は受け付けませんので、ご了承ください。
お読みになる方は、自己責任でよろしくお願いいたします。
(管理人はPPの公式小説を読んでいないので、矛盾が生じているかもしれません)


⇒それでは内容について触れようかと
今回のお話は、アニメ最終回沿いの話になったわけですが、結局夢主は狡噛さんにはついていきませんでした。
当夢小説の女主は狡噛さんお相手ですし、このまま狡噛さんがいなくなってしまえば夢小説として成り立たなくなってしまうという思いや、こんな結末では女主がかわいそうだという思いも正直ありました。
なんとか狡噛さんがいなくならない終わり方ができないものかなあ、と考えてはいたんですが、どうしても原作以外の結末が想像できませんでした……。


⇒女主その後の話としては、
シリアスまっしぐらか、(狡噛さんと)ばったり街で会っちゃったよっていうギャグ的アナザーエンドにするか、迷ってます。
けどまあそこは二期の内容次第、という感じです←


⇒男主(男オリキャラ)サイドについて
こちらはBLDで、宜野座本命・槙島サブ的なお相手のお話でした。
女主のように最後まで描いていないので、補足として少し書いておきます。

男主は執行官という誰よりもシビュラシステムに制御された職務に就いていながら、シビュラに対し疑念を抱いてしまい、犯罪係数が急上昇(『亡霊は隣人を愛する』)→このままでは執行官としてもいられなくなってしまう、と危機感を覚え行方を眩ます→宜野座たちが捜索をはじめる→そんな状況下の男主を偶然槙島一派が発見し、仲間に加えるため追跡→男主が誤って一派の一人を殺してしまう。男主情緒不安定MAXで、意識すらも危うい→宜野座がその現場に遭遇。ドミネーター(エリミネーター)を放つ(宜野座はここまでしか覚えていない)→射殺したと思いきや、直前に颯爽登場した槙島先生(笑)が男主を奪取→男主が目覚めると牢屋にいた(槙島との初会話/『にくしみの皮膜』)→やがて槙島に協力し始める(アニメ開始時)→ノナタワー最上階で狡噛と再会(『かなしきかな』)→槙島と共に巨大穀倉地帯にやってくるが、気絶させられ後に六合塚が待機することになる中央管理室の奥に閉じ込められる→男主を六合塚が発見→女主や朱が懸命に計らったことにより、特例として執行官へ復帰(結末)


⇒男主については上記のような流れになります
男主は、巨大穀倉地帯の丘の上の肝心なシーンにはいなかったというわけですが、まあそれは槙島なりの配慮というか……(宜野座さんがそうだったように、男主には他人を内面から変えてしまう不思議な雰囲気を持っていますし(『亡霊は隣人を愛する』)、槙島も、少しの情がうつってたんじゃないかなあと思います。
また、女主と比べこちらは最終的に本当に愛する人(宜野座)と再会することができたので、結果的にはよかったのかな、と。


⇒槙島の男主への感情
「どんな感じだったの?」等思われた方もいるかもしれませんので、こちらも補足を。
槙島は(犯罪係数的にもほぼ)どこまでも純粋で穢れのない女主にある種の憧憬を抱き、シビュラに疑念を抱いているにも関わらず表立って反抗しようとしない女主に興味を抱き、同時に恋慕を抱きます。
(夢小説では書いていませんが(←すみません…))このような経緯で槙島は女主を手に入れようとするようになるわけです。


⇒槙島の男主への感情2
そんなときに男主という存在が現れ、女主の面影を残す彼を(男主には失礼ですが)劣悪品だとわかっていながら欲して、結果手に入れます。
槙島は男主を女主の代わりとして扱いつつも、徐々に『純粋でありながら穢れの存在する男主』に惹かれている自分と、そして自分を前にしてもどこか別の誰か(宜野座)に思いを馳せる男主に憎悪と嫌悪を抱くようになります。
女主を手に入れることを望みながら、男主に惹かれるという矛盾を消すために、槙島は自分の目的が達成されたら男主を壊す(殺す)という対処策を取ることを決めます(『おまえが泣崩れる姿を〜』)。
けれども最終的には槙島は男主を『殺せません』でした。
時系列順にぼんやりとした補足で申し訳ありませんが、こんな感じです……;;


⇒男主の槙島への感情
男主としては出会った当初は『なんだこいつ気持ち悪ィ』程度の嫌悪の対象でした。
しかし槙島と共に過ごす時間が長くなっていくにつれ、その過去や人柄に触れていき、『あれ、こいつ案外キチってるわけでもないような?』と基本的にお人好しで寛容性のある男主は、要するに情が(ほぼ完全に)うつってしまいます←
でも槙島への感情はそんな同情だけではなく、嫌悪だけでもなく、(同じ目的を持つ同士としての)変な仲間意識もあったんじゃないかと思っています。
あとは、限りなく恋愛感情に似た何かとか。
けれどその過程で、ある意味代償として男主は内面的に色々変わってしまいます(『かなしきかな』)。


⇒当夢小説の縢くんについて
実は死んでません。
死んでません!(←大事なことなので二回)
小説として書こうと思ってたんですけど、時期を逃してそのままずるずると書けていないお話です()
アニメ16話(だったと思います)にて、朱ちゃんと狡噛さんはノナタワー最上階に行きますが、そのとき縢くんと女主は地下に行ってチェ・グソンと遭遇します。
で、局長が縢を撃とうとしているのを、女主が縢にぶつかることで回避、同時に女主が拳銃(本物)で局長を撃ちまくり奇跡的に脱出成功します(←え)


⇒ついでに夢主と縢のアニメ16話後について
女主は征陸が所持していた別宅(現在は狡噛が潜伏している)を知っていたので、そこに縢を放りこみ、自身も(本物の拳銃を所持していることが公安局に発覚したため、縢と共に公安局から追われると判断し)そこに潜伏→そしてあわよくば狡噛を止めようと画策→
なんとか縢を説得してその場待機させ、女主は、隙をついて一人で槙島の手掛かりを探しに行ってしまった狡噛を追い始める(アニメ19話)→全ての決着後、女主は監視官として復帰し、これまた女主と朱の奮闘により縢が執行官復帰(多分)


⇒最後に
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
小説並みに長いあとがきで、心の底から申し訳ありませんでした……!
では最後に、よりわかりやすくまとめた年表を書いておきます。
「暇つぶしに一番最後までつきあってやんよ!」というイケメンな方々はどうぞ!


⇒サイコパス年表
2×××年 征陸がシビュラシステム導入により、刑事から執行官へと降格。
2099年 男主が18歳で執行官として公安局刑事課一係に配属。(飛び級で監視官の道を目指すも、その最中にシビュラシステムへの不信感が影響し犯罪係数が上昇。シビュラは彼を『執行官』として採用するのが適任だと判断)
2104年 狡噛・宜野座が20歳で監視官として公安局刑事課一係に配属(朱が20歳配属だったので二人も同じと推測)。男主23歳。
2106年 16歳であった女主が、男主(25歳)に助けられる。
2108年(12月上旬) シビュラシステムへの疑惑から暴走し、男主(27歳)が失踪(表向きには死亡したことになっている)。狡噛・宜野座24歳。
2109年(1月) 女主が18歳で監視官として公安局刑事課一係に配属(二年飛び級している)。狡噛・宜野座25歳。ゆず28歳。
2109年 六合塚が19歳で執行官として公安局刑事課一係に配属。佐々山が標本事件の被害者となり27歳で殉職。狡噛が執行官へと降格。狡噛・宜野座25歳。女主18歳。男主28歳。
21××年 縢秀星が執行官として公安局刑事課一係に配属。
2112年(10月頃) アニメスタート時間軸。
        朱が20歳で監視官として公安局刑事課一係に配属。狡噛28歳、宜野座27歳。縢・女主21歳。男主30歳。六合塚22歳。征陸54歳。唐之杜27歳。
2113年(3月頃) アニメ終了時間軸。
        槙島死亡。狡噛が行方不明。宜野座が執行官に降格。征陸殉職。縢・男主が執行官に復帰。女主が監視官に復帰。霜月美佳(未成年←高校卒業と同時に配属と思われる)が公安局刑事課一係に配属。


▼ ここまで読んでくださり心より感謝いたします!
  ありがとうございました!
  2013/08/09(2013/08/23up)
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