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アヤノ誕2012!
『アヤノ誕2012!』


※ カゲプロです
※ カゲプロキャラの楯山文乃ちゃんの誕生日お祝い拍手です!
※ 夢主設定はこちらへ!
※ シンアヤっぽいので注意!
 

※ 夢主簡易説明版(メイン夢主は女主)
 ・女主…金髪碧眼横ポニのシンタローの幼馴染み。明るく面倒見が良い。メカクシ団員。
 ・男主…黄色のパーカーのメカクシ団古参。コノハとシンタローとカノを足して3ではなく2でわったような性格。



『――こうして折っちゃえば……よし!』
テストなんかだいっきらいだー!

肌寒い冬。
そのいつの日のことであったか、本当に偶然、たまたま屋上に足を運んだ。
このときの俺の思考回路は、全く理解できない。
どうしてこんなただでさえ寒い日に、わざわざ屋上へ行ったのか。
今となって理由をつけるのであれば、それは何かに導かれていたとしか言いようがなかった。
そうして俺は、彼女と本当の意味で『出会った』。





あれから数年。
十八になった今でも、俺は性懲りもなく自分の殻に引きこもり――。
学校へは行かず、自宅警備員としての職務を全うしている。

あのころの俺は独りで。
誰かと触れ合うことを必要としていなかったのは事実だったけれど、しかしそれは単に他人との触れ合い方を知らなかっただけ。
彼女と出会い、それを知り、
永久の別れをしてからは、思い出すことをやめていた。

でもあいつのおかげで、ちゃんと思い出せたよ。
思い出せなくなる前に、君の記憶を、言葉を、ちゃんと思い出せた。
俺はもう二度と離すことも、忘れることもないように、君のその笑顔を、心の中に刻んだから。

だからだろうか、今は――。


「シンタローさん! 何立ち止まってんすかー?!」

「大丈夫か、具合でも……」

「シンタロー君は具合が悪いんじゃないよね?」

「そうですよご主人! ご主人は具合が悪いわけじゃなく……」

「どうせお兄ちゃんのことだから、二次元の彼女と通信してるんだと思いますよー!!」

「えっ……そうなの……?」

「マリー……俺をそんな目で見ないでくれええええええ!!!
 お前もなんかフォローしろ!!」

「……架空の彼女もほどほどにね?」

「フォローになってねえええええ」


――こんなふうに馬鹿やれるほど、変われたよ、アヤノ。



▼ 駄文なのは相変わらずですが、大遅刻ごめんなさい!!!!!
  アヤノちゃんお誕生日おめでとうございました!!
  ヒビヤくんは加入前です。男主は寝てます(笑)
  2012/11/22(2012/11/26up,2014/02/10move)
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