ラジエルside
男主(マティア)「――ぼくは、君を守りたいんだ」
ラジエル「あら、私はあなたになんか護られなくなって、教授に護ってもらうわ。だって頼りないじゃない」
男主「そ、それは……じ、事実かもしれないけど……でも、ぼくは君と、君の傍にいて、君を護りたい……!」
ラジエル「結構なことね。そんなに一生懸命になって、ばっかみたい」
フランベルジュside
女主(6、7歳/ヘレナ)「……ハル……、あれ」
ハル「……なんだ」
女主「……そふとくりーむ」
ハル「…………」
女主「……って、なに」
ハル「………………あれだ」
女主「……あれってなに」
ハル「……あれだ」
女主「………あれって「はあー(←フラン)」……」
フラン「お前らの会話聞いてると、全く話が進む気がしなイ!」
ハル「それがどうした」
女主「それがどうしたー」
フラン「……、テカ、この俺たち御一行を見たときの周囲の印象は、ものすげえンだろうなア……。なにセ、ロリ一名に拘束衣一名、それかラ変態一名なんだからヨ!」
ハル「俺は変態ではない」
フラン「ハッハア……?ソンナこと言ってていいのかア……?事実、ただの変態だと思うガナ!」
女主「ハルはへんたい……」
フラン「そうダそうダー!ハルは変態ダー!」
ハル「俺は断じて変態ではない……!」
ダンタリアンside
女主2(アンジェリカ/16、7歳)「ダリアンー!揚げパン買って来たわよー!」
大書架ルシファー「ただいまー……どうわっ!!」
ダリアン「揚げパンんんんんーーーっ!!」
大書架ルシファー「うわ……ビビった……ダリアンか。ちっこいから、ちょっと巨大化したイニシャルGかと思ったぜ」
ダリアン「ち、ちっこい?!このウドの大木が!!」
大書架ルシファー「ウドの大木で結構。小さいよりはマシだな」
ダリアン「むきいーーーっ!!」
女主2「まあまあ二人とも、落ち着いて」
ヒューイ「おーい!お茶の準備できたぞー!」
女主2「ほら、ヒューイもああ言ってるし、ね?」
大書架ルシファー「りょーかい」
ダリアン「……わかったのです」
▼ なんだいこのオリキャラ数。
いや、6巻を読んでて、もともと『ダンタリアンの書架』の夢小説には、夢主の「アンジェリカ」とオリキャラの「ルシファー」が登場していまして。
それなら、ハル&フラン組と博士&ラジエル組にもオリキャラを加えてはどうかと思いまして……。
するとこんなことに。
ラジエルsideは、予想以上に短いですね……。
そしてラジエルside、教授不在という……。
また時間があれば、彼らの話も書こうかと思っています。時間があれば、ね。