新SSS | ナノ


◎夢主(♀) 波崎杏樹

「ああ、この世界はきっと」
「わたしは逃げない。逃げたくない」

・もうお馴染みの金髪碧眼、特殊設定主
・髪型は横ポニ
・深月たちと同じく、雪の日に学校に閉じ込められる
・基本的に明るく面倒見の良い性格であり、昭彦に次ぐムードメーカー
・しかし(深月ほどではないものの)一度気持ちが落ち込むとずるずる引きずってしまう性質がある
・成績は中の中で、現時点で文学部のある私大への進学を目指している
・自宅は榊宅の近くにある
・ネタバレ→解決編以降、榊登場時に判明することだが、彼女は実は生徒ではなく教師(三年二組の国語担任兼生徒会担当教師)。深月たちは記憶を改ざんされていたため、気付かなかった(序盤の写真)。そして夢主の場合、榊とは異なり、終盤まで自分が本来は教師であることを覚えていなかった。校舎に閉じ込められた数日間に、菅原と思いを通じ合わせるが、榊も夢主ものちにそれは自らの学生時代の願望であったことを知る(中・高は榊と同校同クラス)。榊と夢主の関係は、お互い想い合っていながら恋人にならなかったという点に限れば景子と裕二に似ているが、実際は臆病だっただけ。深月の深層世界に夢主のそれが共鳴した可能性を、終盤大学時清水が指摘する。最後は現実世界に戻るが、榊のあとを追わなかった。(ただ、夢小説で榊お相手にしてしまうと、原作準拠にならない(原作は榊×梨香っぽい)から懸念がある)
・この夢主で連載する用に考えていたタイトルは「この世界はひどく優しい嘘で彩られている」(わざと長くしてみました)。

▼ 途中までしか読めていなかった「凍りのくじら」一気読み後に購入した「冷たい校舎の時は止まる」を再び一気読みした勢いで書きました。お相手は菅原。わりと本気で連載も考えていましたが、このページに結末までの流れも書いてしまったので、短文拍手で五つに分けてアップする予定です
  2014/04/21(2014/04/23up)

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