新SSS | ナノ


※ 突発モノ(in夏目レイコ世代/男主は血まみれ将軍の彼でいきます)


男主(浅木ゆず/以下表記なし)「……お、レイコ」

「あら。ゆずくんじゃない。こんなところで何やってるの?」

「……見たらわかるだろ。空を見てんだ」

「はあ…木に登って何をしているかと思えば……またおかしなことをしてるのね」

「……あのなあ…。お前も人のこと言えないだろ?」

「言えるわよ。私はただ涼んでるだけよ。たまに鳥の巣を観察しながら」

「……同じだろ」

「同じかしら?心外だわ」

「……………。隣、来いよ」

「まあ!今日は親切ね」

「俺はいつでも親切で優しいんだよ。年中無休でな!」

「それじゃあ年中無休で親切かつ優しいゆずくんに、遠慮なくお願いするわ」

「……なんだよ(嫌な予感)」

「私をここから引き上げてちょうだい(にっこり笑顔で両手を広げる)」

「…………。……軽いか?」

「もちろん」

「………、じゃあ、」

「んいしょっと」

「……マジで軽いな。ちゃんと食事摂ってんのか?」

「失礼ね。摂ってるわよ」

「ふうん……(よくよく考えてみれば、こいつが駅の近くの喫茶店でケーキを大量に食べてるのを見たことがあるな……)。それなのにそんなに軽いのか」

「ゆずくんの方が軽いと思うわよ、私は」

「ええ…?いや重いって」

「またそうやって謙遜して…!お姉さんに白状しなさい!」

「や、白状しなさいと言われましても……ってかレイコ!顔近い!(赤面)」

「…そうかしら?」

「そうだよ!(この確信犯め!)……って言ってる傍から上に乗ってくるな!危ないだろ!(まだ赤面)」

「どかないわよ?(にやにや)」

「ちょ、どけって!!っ!?レイコ、ほんとに顔近いから!離れろ!」

「い・や・よ」

「マジで離れてくださいお願いしますレイコ様ぁッ!!」

「い・や」

「えっ?!いやまっ、待って!待ってください!レ、レイコッ?!うそだろっ?!いっん、ぎゃああああああーーっ!!」


▼ゆず、貞操の危機?
書いているうちにこんな展開に……。どうしてこうなった!
これじゃあゆず&レイコじゃなくて、ゆず×レイコでもなくて、レイコ×ゆずだよ……。
ちなみに。男主とレイコは同い年の友人同士です。



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