思い付きなので名前変換未対応です

女子高生ってホント最高。



「#name1#ちゃん、よく食べるねぇ」

「うんっ、#name1#ねぇ、オジサンと話しながらご飯食べるの大好きなのぉ」


独り身の枯れたオッサンと飯食うだけで5千円。
おまけに飯代は勿論タダ、エッチな事は絶対しない。させない為には「オジサンはエッチな事強要してこないから#name1#安心っ」て念押ししつつヨイショしとけばいいし、待ち合わせは街中のファミレスオンリー。現地解散が基本。私はオッサンの仕事の愚痴を聞き流して美味い飯食って金貰うだけ……ああ、なんて簡単なお仕事なんでしょう。女子高生ってホント得してる。







「現役女子高生の脱ぎたてパンツ、……本当にいいの?」

「いいよぉ、お気に入りだからぁ、大事にしてね」



グフフ、なんて気持ち悪い笑いで私の脱いだパンツをいそいそとポケットに仕舞うハゲはマジで最悪。通販で50円で買ったパンツだから別に気に入ってもない。替えのパンツは用意してあるし。勿論ちゃーんとフツーの値段の。
そんな毛玉つきそうな布地にクマ描いてあるパンツなんかイマドキ履くわけねーだろバーカ。なんにも知らないでやんの、めっちゃウケる。

ダッセー、と内心笑いながらも1万円ゲット。
ネットだと2千円程度にしかならないし目の前で脱がないなら半値以下になる。店だと顔写真を要求されるから無理。まぁ脱ぐにしてもスカート長くしておけばいい話だし、目の前で脱いでも何にも怖くない。
今日は三人のオッサンに売ったから、計3万5千円ゲット。


「ね、ねぇ。本番は?ホ別4万で、どうかな、」
「もう親が迎えに来る時間だから行くねっ!ありがと!」


ホテル代別で4万円。これって美味しいハナシ?相場を知らないけど身体を売ったりはしたくない。私は私を売るんじゃない、女子高生を売っているんだ、なんて。
……なんだか疲れたな、とため息をつきながら貰ったお金を巾着袋に詰め込んだ。



女子高生を売り出してから、もう3ヶ月くらいになるけど、まだ誰にもバレてない。コンビニでアイスを一つ買って私は──明日はブラジャーを売ろうかな、それとオムライスが食べたい気分かも─と次のプランを立てていた。


お金を稼ぐのなんて楽勝だ。

これなら直ぐに……───









「……#name2##name1#、だな」

「…………人違いです。」

「テメェ、ウチのシマでウリなんざいい度胸してんな。…最近荒稼ぎしてるって言うじゃねえか。ちょいとツラ貸せ、小娘」

「なんですか、おじさん」





やばい、と思った。
夜の繁華街で突然話しかけて来たスーツ姿で金髪のメガネ。──咄嗟におじさんと言ったけど、そこまで老けては無かった。おじさん以外に呼び方が浮かばなかっただけで── その男の人は眉間に皺を寄せていて、眼鏡越しでも鋭い眼光が私なんか一捻りだぞと言ってるみたいで、つまり、なんていうか、めちゃくちゃ怖い。

私死んだのでは?








△▽
弟の為に荒稼ぎする女子高生と世話を焼く劇団員ヤクザ




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