夕鶴
(ゆづる/Yuzuru)
性 別:男
年 齢:17
誕生日:12/16
血液型:A
身 長:178cm
一人称:僕
出身地:コトブキシティ(ソノオタウン育ち)
「ごめんね。悲しいとか、嬉しいとか、よくわからないんだ」
穏やかで物腰柔らかな青年。テンションが安定しているが、逆に言えば感情が希薄(特に怒や哀など負の感情)。どこか浮世離れした雰囲気を持つ。
幼い頃から感受性が異常なまでに豊かで、様々なものを見聞きしては体調を崩していた。幼少期はコトブキシティの大きな病院への入退院を繰り返していたが、10歳頃にソノオタウンの祖父母の家に移り住んで療養を始める。学校へは通わずに通信教育で勉強をしながら祖母の管理する花畑や植物園の維持の手伝いをしていた。
年を取るにつれて自分の体質にも慣れ、感情をコントロールすることが上手くなる。
密売組織に追われていたちなきを匿ったことが事の発端。最初は旅に出ることを祖父母と両親から猛反対されていたが、夕鶴が初めて自分の意思で決めたことなので最終的には許可してもらえた。
実は感情の起伏が体調に影響するという症例は夕鶴以外にも何件かあり、そのどれもが生きられても二十歳位までというのが大半。夕鶴もあと1、2年生きられれば良いほうだと言われていた。
実は旅を許可してもらったのも「最期に何か良い経験ができたら」という祖父母と両親の思いから。余命の事に関しては夕鶴も幼い頃から知っており本人も仕方ないと受け入れている。
花や植物が好き。本人いわく「人間より植物のほうが好き」。気疲れが多いせいか甘いものを好む。