ーーー…


「ちっ、何だよあいつらっ」



出席番号10番の小林勇気は何かから逃れる様に走っていた。

その何かと言うのは…


「待てぇぇえー」

「てめぇは死ねぇぇえ!!」

「亜美ちゃんのためにっ!!」


と大声で叫んでいる男子三人組(佐藤亜美親衛隊とも言う)出席番号4番上田拓也、15番鈴木雄大、23番服部亮だった


「な…んで…俺が…」



小林は死に物狂いで走っていたがなれない森の中ということもあり既に限界だった。



「あっ…」



ドテッ



小林は木の根に足をとられ、コケてしまった。
そのせいでついに三人に追いつかれてしまった。


「あははは、これも亜美ちゃんのためなんだっ」


「死ねえっ」




ドカッ


ドカッ


バキッ



「う゛わぁぁぁぁあ」


嫌な音がその場に響いた。

「これで亜美ちゃんに褒めて貰えるっ」


そういって、3人はその場を後にした。
3人が去った後には見るも無残な小林の死体があった。







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