────…




「ぎゃぁあああっ!!」







ザシュッ







一人の男の悲鳴が森中に響いた。





「なんてことないネっ」




3つの足元に転がった死体の中に浮かぶ一人のシルエット。

その人物とはー…





──今回、転校生とい名のゲストである御堂真白その人だった──



御堂は、死体を一瞥すると千歌が暢気に(ココ重要)眠っている洋館へと足を向けた。



────…



千歌が暢気に眠りについてから、約5時間弱がたった。
寝過ぎだろと言う突っ込みは避けてもらいたい。





ブー…ブー…





千歌が寝ている部屋に、携帯のアラーム音が響いた。





「ぅ…ん…」






千歌は毛布の中をもぞもぞ動き、携帯のアラームを止めたというより壊す勢いで携帯を叩いた。

そっと、目を開けるとそこにはー…








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