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「あ、でもよかったかな?メガホンを使って"こんなことは良くないよっ!"とか言って皆を集め始めても困るし…」
私は私の手で落し前をつけなきゃいけないのだから…ね。
そう思いながら、千歌はリュックから名簿と赤ペンを取り出し、青野と菊地と書かれた所に『×』を書いた。
その時だったー…
ピンポンパンポーーンッ
放送の合図が鳴った。
千歌はリュックから地図を取り出し、近くにあった机の上に置いて聞く準備をした。
『皆ぁ、頑張って殺しあってるかなぁ〜?では、放送の時間ですよぉ〜。
まず、死んだお友達の名前を呼びまぁす!
名簿番号
1番 青木良太君
2番 青野理砂さん
7番 菊地唯さん
19番 津田勇太君
27番 星野健太君
28番 三谷博高君ですよぉ。
禁止エリアは1時間後にB-1・3とD-2ですよ〜。開始したばかりなのに皆スゴイわねぇ♪茨藍嬉しいわぁ〜皆さんこの調子で頑張って殺しあいましょうねぇv』
甘ったる声で放送する誇鷺
この放送から得た情報からだとゲーム開始から2時間半くらいたって、死んだ人間は6人か。
私が見たのはその内の3人だった…
「………」
今は時間で言えば、もう夕方だった。
だがまだ外は明るかった。
きっとまだ活動時間なんだろうが今日はもう動かないと決めたため、暇なので寝ることにしたのだった。
青木良太・青野理砂・菊地唯・津田勇太・星野健太君・三谷博高、死亡
残り25人ー…
無色の世界で死んでいく
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