「はぁい、ルールはこんな感じよぉ。そうそう、このクラスに転校生が入るんだったわぁ…この子も茨藍の好みなのよねぇ〜入ってきて、御堂君♪」


誇鷺が名前を呼ぶと、男子生徒が一人入ってきた。



その男は、一言で言うと美少年だった。
美青年ではなく美少年と言う例えをしたのはその男が童顔だったためだ。
きっと年上のお姉様方にモテるだろうという感じだ



「彼は、御堂真白君よぉ。仲良くしてあげてね〜」

「………」



御堂と呼ばれた男は、私と目が合った一瞬だけ微笑みその後はただ黙って私達の方を見ていた。




(顔は可愛いけど、雰囲気が桐山和雄に似てる…?というより、私あの人知ってる?)


そう、雰囲気がとても似ているのだ。
でも川田章吾の雰囲気にも似ている気がする。

簡単に言うと二人を足して2で割った感じだ。
そして私は彼に会ったことが有るような気がしてならない。

まあ、どちらにせよこの人が要注意人物であるには変わりないだろう…


千歌がそんなことを思っていると誇鷺は説明を再会させていた。



そんなとき……




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