「紫苑、ちょっと来てくれるかい?」


父様に呼ばれた




はろーはろー
たった今父様に呼ばれた紫苑ちゃんです!!
父様たちが私が当主になることを認めてくれました
ってことで父様に会ってこようと思います☆




『父様、何様でしたか?』


「あぁ今日、紫苑には守護四家が一つ蘇芳家の現当主の初雪様に会ってもらいたいと思う」




守護…四…家が1つ…蘇…芳家…?

蘇…芳…初……雪……?


私はこの名前に聞き覚えがある…?

何か懐かし…い…


うっ…
頭が…痛いっ…





「××…なんで俺を…置いていく…?」



「ごめん…ね、大…丈夫…ま……た…会…える……わ…」





こ…れは、記憶…?
でも、誰の…??

うっ…
……また…






「やっぱり、初雪って名前素敵ね?まるで……」


「っ、××だって良い名前だろ?確か花言葉は………」







そしてまた映像が途切れた
その瞬間ツー、と私の目から何かが流れたのが分かった



「っ!!どうしたんだい紫苑?」


父様がびっくりして私に呼び掛ける
だけど、私は涙を流し続けていた
この懐かしく心が温かくなる感覚を感じながら








|



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -