「わかった、その事は紫苑に任せよう。」


父様は微笑み頭をなでながら紫苑に言う
それも涙ぐみながらお前も大きくなったなぁと


『ありがとうございます。父様』



やっぱり父様は優しいな〜
過保護だけど
母様もいつも笑顔を絶やさないし…



「そうだわ夜月様、あれを紫苑に渡さなくちゃ」


※夜月とは紫苑の父です



母様は父様に紫苑にあるものを渡すように促した


「そうだったな。紫苑、これは月草家当主の証である《鶴舞》だ」


そう言って夜月は紫苑に月草家当主の証である斬魄刀《鶴舞》を渡した



『えっ…私が貰っても宜しいのですか??』


だって当主の証だよ
いつも父様が肌身離さず持ってるのに


「あぁ。紫苑お前はもう立派な月草の人間だ。だから私は紫苑お前を認めたんだ。それにそれはお前が持たなければいけないものだからな…××様



??
今父様は何ていったの?
よく聞こえなかった…
でも父様に認められてすっごく嬉しい!!
私も月草家の人間なんだ!!って、



『ありがとうございます父様!よろしくね?鶴舞』


紫苑は満悦な笑みで鶴舞に話しかけた




「また、よろしくお願いします紫苑様」



鶴舞の声が聞こえた気がした





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