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紫苑はバレないように家から脱走した
まぁ普通にバレていましたけどね…
『ここまで来れば大丈夫かなん☆』
紫苑は屋敷から飛び出していた
『何か楽しいこととかないのかなァ』
そんなことばかりを考えながら、ひたすらに歩き続けた
考え事をしながら歩いていたせいか、私はいつの間にかよく分からないところへ来てしまっていた
周りを見渡しても、もう建物などは一切見当たらず、あるのは乾いた地面とそれと逆の生い茂った木々たちだけだ
…どこだココ?
『………さり気なく迷子とかいうやつなのか?そうなのか?』
…。
って言うかいまだにここの世界が何処かわからない…
そうなのだ。紫苑はいまだにここがブリーチの世界だと気付いていない☆
『まっいいかぁ〜探索!!探索ぅっ!!』
えっ?それでいいんだ…ってそんな疑問はノンノンよ
そう言うと紫苑は知らない森の中を探索し始めた
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