星階級



昼休みも終盤に近づく頃、蜜柑たちと教室に戻るとスミレちゃんが教室の真ん中で仁王立ちしていた(あーなんかもう面倒だからスミレでいっか、)




「ちょっと燈月さん、あなたの星階級いくつ?」


「あら、そう言えば星階級について聞いてなかったわ」




私の星階級はいくつになるのかしら?確か私の在校時はスペシャルだったわね、でも目立つのはごめんだわ



「なにあなた『星階級』も知らないなんて!!」


「「誰も知らないなんて言ってねーよ!!」」




あら心読み君と声がハモったわね
良い子だわこの子



「星階級ぐらい知ってるわよ?ただいくつかを聞いてないだけよ」


「ふん、貴女も佐倉さんみたいだったりしてね!!」



スミレったら嫌みを言うのが上手いらしいわね、でも私の方が上よっ!!←


「何なら今から聞いて来ましょうか?私の星階級」



「そ、そうして貰おうかしら」



といわれたので、瞬間移動のアリスを使い迅速かつ正確に聞いて帰ってきた
内容書くの面倒だからはしょるわね←




「てことで聞いてきたわよ?」


「案外速かったわね」


「ふふふ、私はトリプルですって?」









えー!!と周りが叫びだす

きっと姫様と一己ちゃんの計らいね、というよりトリプルって何か凄いかしら?と考えていると蜜柑が話しかけてきた



「宵って凄いんやね!!あっ、蛍と委員長もトリプルなんやでっ!!」



蜜柑はまるで自分のことかのように喜んでいた




「ありがとう蜜柑、そう言えばそろそろ授業始まるんじゃない?」



蜜柑にお礼を言ってから、授業についていうと今まで騒いでいたクラスメイトたちは静かになりいそいそと授業の準備を始めた




あぁ次はじんじんの授業ね、楽しみだわ
久しぶり過ぎて胸が踊っちゃう





クスクスクス






古宵はニヒルな笑みを浮かべ自分の席へと戻っていった

それに怯えるクラスメイトがいたとかいないとか…




(星階級なんて)
(私には関係ないわ)








|




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -