能力別クラス
さてさて本日は週に1回の初等部&中等部合同授業の日
in中等部
「たりー、またがきんちょのお守りかよー」
「ねーねー知ってる?初等部の新入り、「星なし」でしかもあの棗のパートナーになったって女の子」
「いやいや、あの子だろー。超美人で神野にアリス使った子!!」
「なんて名前ー!!?」
と中等部に噂されている蜜柑と古宵だったが只今その二人はというと、
「なーなー、蛍は何系?」
「技術系」
興奮しながら聞いてくる蜜柑に冷静に答える蛍
「委員長は?」
「僕は「潜在能力系」」
他にも野々子ちゃんたちに聞けば2人に「技術系」と言われた
ルーちゃんに聞けばウサギンが「体質系」と書かれたプラカードをみせていた
ちょっ、可愛すぎるっ!!
可愛いものは大好きよっ!!と影ながら萌えていた古宵だったww
だが蜜柑はまだ頭を抱えて、何が何やらウチにはさっぱり、と悩んでいた
ちなみに今蜜柑は「能力別クラス」の仕組みについて悩んでいるのよ、
「アリス学園には「能力別授業」ってのがあって、能力のタイプを主に4つに組分けしてそのクラスに属してそれぞれ能力の開発向上にあたるんだ」
ナルちゃんが蜜柑に説明をし始める
「4つ?」
「うん、まー正確に言うと5つなんだけどねvアリス学園には初・中・高合わせても生徒数は200人程度だから、行事なんかはほとんど合同でその際は大抵この「能力別クラス」対抗だったりするんだ。ほとんどの子は、潜在能力系・技術系・体質系に振り分けられてその3つのクラスに当てはまらない子が特別能力系に振り分けられるってわけ。って事で続きは宵ちゃんよろしくv」
チッ、面倒だけど仕方がないわね…
後で覚えてなさいっ!!
とナルちゃんを睨む
「はぁ、まずは「潜在能力系」、学園で1番多いタイプのアリスがコレ。まぁ一般的には超能力とかがこのクラスね。まぁ1番普通で真面目なクラスよ。次に「技術系」ね、まぁこれは2番目に多いタイプのアリスね。簡単に言うと名前の通り研究とかするアリスでまぁクラス全体がオタクっぽいわね…。で、「体質系」これはルーちゃんとかナルちゃんとかフェロモンや体質に関係するアリスね。最後に「特別能力系」、基本的にその3つのクラスに当てはまらない子を集めたクラスで、バラバラのタイプの能力が混在しているのよ。分かったかしら?」
「……みそっかす集めたみたいな扱いなんやねぇ、特力系」
特力結構いいと思うのに、と思う古宵だったが蜜柑は何となく特力に入りたくないなという雰囲気出していた
ふふふ、でもね蜜柑
早くあの視線に気付くべきよ
「えっ何!?ウチもしかして「特力系」なん!?」
みそかっすー!?とは叫ぶ蜜柑
「いや、誰も「みそっかす」とは言ってないよ?」
ナルちゃんのフォローも空しく、一悶着あったが蜜柑は特力系教室へと向った
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