おかえりなさい
今はまだお昼休みだが、何か嫌な予感がするよ…
いったん家に帰ってみるか…
ガチャッ
…あれれ
何か人影が
もしかして僕のファンがっ!!?←
(あり得ないからっ!!)
「誰だっそこにいるのは!!」
そこにいたのは女の人だった
「ハローナルちゃん♪久しぶり〜」
目を凝らして見てみると見覚えのある顔だった
えっ!!?
もしかして、嫌違うかもしれないし他人のそら似ってこともあり得る…
ガサッと音が鳴ったので思考をやめ前をむくと宵先輩らしき人がカメラを構えていたのですぐさま止めた
「…貴女、もしかして燈月古宵ですか?」
半信半疑で尋ねる鳴海
「あったり前よ!酷いな〜ナルちゃんはあんなに可愛がってあげた先輩のことも忘れちゃうのね…」
古宵はオヨヨと泣き真似をして鳴海に言った
「宵先輩っ!!今まで何処にいたんですかっ!!卒業直前に消えたって聞いて、10年間も音信不通で心配したんですよっ!!てかなんで宵先輩僕の部屋にいるんですか!!?」
僕の部屋鍵掛かってたよ!!
確か10年前に忽然と姿を消したって…
僕達凄く心配してたのに音信不通で、かと思ったら急に僕の部屋に現れるし
はぁ…
「はぁ…話長くなるからまた今度ぉ…」
パタッ
古宵は疲れていたのか寝てしまった
「はぁ…」
宵先輩のゴーイングマイウェイさも変わってないな…
そんなことを思うと鳴海は古宵を姫抱きにしてベッドへ連れていった
(久しぶりですね…)
(あの人も僕も随分探したんですよ)
みんな、待っていた
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