ちょうどぶらぶらと『愚神礼賛』を肩にかけ路地裏を歩いていたときだった
あー、なんか零崎の気配がするなレン当たりか?と思い気配がする方へと向かった
そこにいたのはレンではなかった…
そう、そこにいたのは…
返り血一つ浴びずににっこりと笑いながら一人立っている少女だった
いや、少女じゃなく女性か?と思ったが別にどちらでもよかった
その少女?まぁ少女でいいか…
少女は異彩を放っていた
異彩だった異才だった異色だった不思議だった不可思議だった神秘的だった
そして何故か愛しかった
目を見張った
何が異彩で異才で異色で不思議で不可思議で神秘的で愛しかったかは分からない
少女の綺麗な髪色か?
それとも少女の容姿か?
その少女の場にそぐわぬその笑顔か?
はたまたその少女独特の雰囲気か?
わからない、わからない
しかしその少女に会えて良かったと思う自分がいる
暴君とはまた違う愛しさが込み上げてくる
だからきっとこの少女に声を掛けたんだろう
「お前家賊にならないっちゃか?」
初めまして、妹(レンじゃないけど、妹が出来るのは嬉しいっちゃね)
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あとがき
軋兄の独白のターン
流石人類最愛☆
これからきっと軋兄はシスコンへの道を辿るだろう…
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