第16Q




I・H予選1回戦vs新協学園

セネガル人の留学生パパ(お父さん)に苦戦するかと思われたが
予想を超える速さで成長する火神が圧倒し勝利


続く2回戦vs実善高校
ここでも火神が40得点と爆発しさらに、二年生達特に主将が絶好調
テツを終始温存しても尚、118対51で圧勝


そして3回戦vs金賀高校
昨年東京都ベスト16
攻守共にバランスの取れた強豪であるが――



『順調…』


試合記録をノートに書い終わったあと横を見てみるとテツの様子が…


『テツ?』

「いや…ちょっとムズムズするだけです」


ものすごく出たそうだなー
あ、でもわたしも久々にバスケやりたいかも♪
そのうち涼でもさそってやろっかなー






そして、I・H都予選4回戦



「今日はすごいもんみれるわよ。」

とリコ先輩が言った。


「決勝リーグで選ばれる東京都の代表3校はここ10年ずっと同じ3校だからな
東の王者・秀徳
西の王者・泉真館
北の王者・正邦

1位は毎年変わるが力が拮抗してるから4位以下はよせつけない

東京都不動の三大王者だ

今日ここは2会場分試合をやるから隣のコートに普通は他会場でやるシード校が来る

…つまり「キセキの世代」緑間真太郎が加入し今年、来たと西の制圧を目論む東の王者
秀徳高校が出てくる…!」



「けど…先輩たちも去年決勝リーグまで行ったんですよね!?」


「まぁ、手も足も出なかったけどな」


空気が一気に重くなった。


「その雪辱を果たすために一年間練習してきた!
しかも新戦力もいる!今年は必ず倒す!!何よりまずは目の前の相手だ。集中して…」


「おいおい、今日の相手って誠凛だろ!
?ヨユーだよ
去年、決勝リーグでボコボコにされてたじゃん!
いくら王者相手でもあれはねーって
新設校が偶然勝ち進んじゃっただけかよ!」


「…!?」


「んんん―――!?」


「今年もそうならないようにオレらが代わりに…」

明常学院の1人が火神にぶつかった


「…ボコボ…!?」


「よう、また会ったな」


「こんにちは」


『やっほー♪』


「え!?黒子たち知ってんの?
てか何この、スデに勝てそうな空気。」




そして、I・H都予選4回戦vs明常学院

腰が引けっぱなしの相手を108対41で瞬殺








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