第2Q






ダムッ!!

ドリブルする音がする
朝のストリートバスケコート


『ふわぁ〜』


私はバスケをしている火神を見た。
火神は私に気づかずバスケをしている。


頑張ってるなー


と呑気な悠音。





「キセキの世代」ってのはどんぐらい強ぇーえんだよ?


ただでさえ天才の5人が今年それぞれ違う強豪高に進学しました。
まず間違えなくその中のどこかが頂点に立ちます。


決めた!
そいつらぶっ倒して
日本一になってやる。


一人ではムリです。
ボクもキミを日本一にする。


やってあげるよ。





「(ハハッ…
ヤベー……
ウズウズしてジッとしてらんねー
公式戦じゃなくてもなんでもいいから早く戦(や)りてー!!)ん?桐月?」


バスケに熱中していた火神が私に気づいた。



『おはようー。火神…』


「よう桐月!」


『もしかして試合に早く出たくてウズウズしてたー?』


「なっ!何で分かったんだよっ!!」


『顔に書いてあるよっ(笑)そう言えばまずは入部届け出さないとねー』


「よし!じゃあ行くぞっ」



『ぇ…』




そういって火神に拉致られた悠音













「試合?お前はまだ出れないよ、てか悠音ちゃんまでどうしたの??」


『なんか引っ張られてきましたー』


「なんでなんっっ…でっ…すか主将!?俺の何が…!!」


「あーじゃなくて…てかお前敬語苦手!?」



「なら…」


『あっ!!先輩ーこれ馬鹿なんでほっおっておいていいですよー
じゃあ失礼します^^。』


「(////)じゃーな悠音ちゃん」














昼休み
2ーCの教室

火神は大胆にドアを思いっきり開けて2ーCに入った。


「カントクー!本入部届けくれ!!」

リコは思いっきり牛乳を吹き出した。


「なんなのもーアンタ達も!?」


「も?」


「黒子くんもさっき同じこと言いに来たの!」


「アイツ…」


『テツもう来てたかー』


「全く…三人そろってどんだけせっかちよ?このワンパク坊やたちめ!」


「…なんだそれ(汗)」


『リコ先輩、私は男じゃありませんよ?』


「まぁ…即戦力だしベンチに空きはあるから。大歓迎よ」


あれ?無視?


「これで試合出れんだな!よし行くぞ!!悠音1!」


『だからなんで私なんだよっ!!』


「あーちょい待ち。ただし受け付けるのは月曜朝8:40ね!」



『??』

















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