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そして、秀徳高校は、圧倒的な戦力を見せつけトリプルスコアで勝利した

「うわああぁ
圧倒的……今年の秀徳は
強え!!」


試合が終わった後、真はテツと火神を見ていた。



「よーし、じゃぁ帰…」


「るな――!!
今日もう一試合あんのよ!バカか…バカなのか!」

「冗談だよ!
暗いムードだったからさー

「え?マジ!?」

「やっぱバカか!
バカガミか!ちゃんと表みとけ!!」

あー、リコ先輩が怒ってる…


「予選4回戦と最終日は2試合ずつやるのよ、17時から5回戦よ!」

「でも改めて考えると一日に試合ってムチャだよな」

「時間空くっても疲れは残るし」

「準決勝・決勝も一日でやんのか…
…ん?てことは秀徳の前に一試合やんのか?……!?
やべ桐月…三大王者って秀徳とあと…」


『正邦と泉真館だよー』

「……これって……」

「……!!?
カントクこれって、」

「ちょっと2年生も気づいてなかったの!?」

「いや…いつも違うブロックだから目に入ってなかったわ」

「最終日は恐らく準決勝は正邦!決勝は秀徳!
北と東の王者との二連戦なのよ!」

『…結構負担が大きいですよねー』

「ハッ一日に二試合できて…両方強−んなら願ったり叶ったりじゃねーか!」


『二試合連続なんて楽しそうですねー♪』

「何いってんだよ悠音ちゃんまで!!
なぁ黒子!」

「すいません、
僕もちょっとワクワクしちゃってるんですけど」

「はぁ!?なにオマエも火神菌うつったの!?」

「何だよ火神菌って!!」

「それはイやです…でも
ピンチってちょっと…燃えません?」


「はっ」

テツの一言に、みんな口元は緩んだ

「いいこと言−じゃん、好きよーそーゆーの!!
けどその前に5回戦アンだからね!
もう一度気を引き締めなおして、ゼッタイ勝つわよ!!」








第17Q えません?

(私も試合したいなー)






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