２
勝負の結果はというと……
(瞬殺――――っ!!!?)
当然の勝利だった
瞬殺だー!!!!
｢オマエらは!何を考えてんだ!!あのままケンカとかになったら勝てるつもりだったのかよ!?｣
『あんな奴等瞬・殺ｖ』
｢いや、１００％ボコボコにされてました。見てくださいこの力コブ｣
｢テメッ……ねーし!!｣
テツの美脚ならぬ美腕ｖ
ちょっと変態街道走ってるんですけどっ!!
｢黒子っちってたまにすごいよねー｣
｢それでもあの人達はヒドイと思いました。だから言っただけです」
｢だからその先を考えろ!｣
｢……忘れてました｣
大丈夫!!
テツは私が救う!!
｢じゃっ、オレはそろそろ行くっスわ｣
｢!｣
｢最後に黒子っちと一緒にプレーもできたしね!｣
涼の顔、帝光時代の時よりもなんかいいな……
｢あと火神っちにもリベンジ忘れてねっスよ!予選で負けんなよ!!｣
｢火神っち!?｣
｢黄瀬君は認めた人には｢っち｣をつけます｣
｢やだけど!!｣
まぁ一件落着?
｢あっ!!いたー!もう!!｣
『リコ先輩…』
やばぁー……
｢火神君、一つだけ聞かせてください。あの話を聞いてましたか?｣
｢決別するとかしないとかか?てゆーかそれ以前にオレ、別にオマエと気ィ合ってねーし｣
『そーだねー』
｢一人じゃ無理だって言ったのはおめーだろ。だったらいらねー心配すんな……それに、いつも主役と共にある、それが黒子のバスケだろ｣
｢火神君もけっこう……言いますね｣
｢うるせーよっ｣
これなら火神の才能が開花したとき決別しない……とは言い切れないなぁー
やっぱり…
どうなることやら…
リコ先輩に怒られないうちにトンズラしちゃおー
『じゃぁ私用事あるからここで帰るわーじゃーねー☆』
リコ先輩に会わずに無事に帰ることができました。
(作文!?)
この後黒子はリコ先輩に逆エビの刑を食らったそうです。
第11Ｑ おまえのバスケ
(私は貴方達が決別しないことを祈ってます)
next
← | →