放課後――


「よーし全員揃ったなー
一年はそっちな」


「なぁあのマネージャー可愛くねー?」

「二年だろ?
けど確かに!
もうちょい色気があれば…」







バキキッ



「だアホー違うよ!」

殴られた少年二人


さっきの二年の少女が新入部員たちの前にでてきた

       ・・・・
「男子バスケ部カントク
相田リコですよろしく!!」


「「「「ええ〜!!?」」」」

マネージャーだと思っていた人が監督で新入部員が大声で叫んでいた


「……じゃあまずはシャツを脱げ!!」


リコ先輩はバーンと効果音が出そうな勢いで言った(まぁ実際出ていたが…)



そしてまた新入部員たちの絶叫



そんな中悠音はというと…


『あっ!!テツじゃん
学校此処だったんだねー!』


悠音はかつての仲間である黒子を発見し話し掛けていた


「悠音さん、お久しぶりですね。ビックリしました」


『そうかなぁ?私もビックリしたよ。まさかテツと一緒だったなんてねー!』


「はい、でも悠音さん「キセキの世代」全員から学校誘われてませんでしたっけ?(ボクは嬉しいですけど…)」



あぁ…
そう言えばみんなに誘われたかも〜??←


『そんなこともあったな〜まぁ大体理由はテツと同じだよ』


実は「キセキの世代」皆に誘われていたが知らず知らずに華麗にスルーしていた悠音さん(笑)


あの頃の帝光のバスケが嫌だったから…



「(あの頃の「キセキの世代」は悠音さんに華麗にスルーされ荒れてて大変でした。特にあの人が…)」



と1人思っていた黒子だった




そんなことを話している間火神の番が終わる所だった



「……黒子君てこの中にいる?あとマネ志望の悠音ちゃんも」


リコ先輩が聞くと回りが騒ぎ出した



『ありゃ?テツ…気付いてないよ(苦笑)』

あちゃぁ…
テツの影響で私まで気配消してたわ…



「そうですね…」

こっちはなぜかのほほんとしていた




「今日は休みみたいね
いーよじゃあ練習始めよう!」


「あの…スミマセン」

テツが控えめに声をかけた

「黒子はボクです」



……


沈黙。


きゃぁぁあ!?

リコ先輩が驚きで声を上げた



「(目の前にいて気付かなかった…!?
…え?今黒子って言った!?ええ!?




てゆーか…カゲ薄っすっっ!!)」



「…え?じゃあつまりコイツが!?「キセキの世代」の!?」


「まさかレギュラーじゃ…」


みんなが騒ぎ出した


「それはねーだろ
ねぇ、黒子君」


「…?試合には出てましたけど…ねぇ悠音さん」


とテツに聞かれた


『うん、出てたよね?』


「だよなー…うん?


「え?…え!?」



信じらんねぇ〜!!!
てかこの可愛い女の子だれ〜!!!




『あっ!申し遅れましたー桐月悠音です。マネージャー希望です。』



ドッキューン



何かが撃ち抜かれた音がしたがあえてそこはスルーで


『よろしくお願いしますね〜??』


悠音が首をかしげたら



「キャー!私こんな後輩欲しかったのよねっ!よろしくね悠音ちゃん」


リコ先輩は悠音に抱き着いてきた




……。
あぁなんか久しぶりだな抱き着いかれるの
あの子を思い出すよ(遠い目)





とそんなこんなで部活が終わり悠音は帰ろうとストリートコートの前を通ろうとした







|



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -