番外編3



〜もしもシリーズ〜


こちらはもし主人公が
最初にあったのが
真選組ではなく
鬼兵隊だったらという番外編です。

もしかしたら
晋助のキャラ崩壊とか
あるかもなので

いいぜ☆
おもしろそう。

ってかたはぜひ読んでください。

(また子と争ったりしてます。)


幼なじみに会おうと
江戸をブラブラしている私。

小太郎は攘夷活動をしている
だろうし
晋助は京に身を潜めていると聞いた。

じゃあやっぱり暇そうな
銀時に会うのが一番ではないか。
(暇なのかわからないが。)

でもこの名刺を見る限り
繁盛しなさそうなのは確かだ。

『(万事屋銀ちゃん…。
ネーミングセンスがない。)』

さて、どうしたものか。
名刺だけで道はわからない。
電話番号は書いてない。

『あ、可愛い。』

可愛いアクセサリーを見つけた。
しかしそれより目がいったのは
辰馬が中にいた。

「お姉さん。飲みにいかんきに?」

「やめてくださいっ。」

『…またあいつは…。辰馬。』

「名前。
なんでお主がここにいるんか?」

『あんたが船で江戸まで
送ってくれたんだろうが阿呆。』

「あははー。そうじゃったー。」

『お姉さん。ごめんなさいね。
この馬鹿にちゃんと言っとくんで。』

「は、はい。ありがとうございます。」

「えー。」

えー。じゃねぇだろ、この馬鹿は。
どうせ頬に平手の跡をつけて
帰ってくるのだからやめればいいのに。

『ってかまだ江戸にいたの?』

「…あははは。観光じゃき。」

逃げ出したな。こいつ。


「そうじゃ。これ。」

『電話番号?辰馬の?
いらねーよ。』

「あはは。泣いていい?
わしのじゃないきに。」

『じゃあ誰。
なに、見知らぬ誰かの?
ってかんをで2つ?』

「まぁ、気になるんだったら
電話してみるこ『うざ。』(泣)」




って事で無理やり辰馬を
船に返して、
(遊びに行こう、とか言われたが
無視だ、無視。)

『…。』

この電話は誰のだろう。
どっちも携帯っぽい。

銀時の番号だったら
万事屋もあるんだし家電だろう。

小太郎は携帯なんか持っているの
だろうか…?
晋助も微妙だけど。

ヅラは持ってないでしょ。
なんか操作方法がわからなくて
バキッと壊しそう。

あとあいつは友達いないから
電話帳とか友達リスト絶対カラだな。
(もはや携帯の意味ないよね。)

『…。』

え、って事は晋助!?
なんか微妙な人きちゃった!?
まだ銀時ならわかるが、そこ!?

『…電話してみるか…。』

いや、でも
もしもし〜、名前でーす。
あ、名前。高杉だけどー。
まじ久々ー。元気ー?
あァ。元気だ。

とかないわー。
まず晋助が高杉だけどー。
とは言わないだろうし。

でも鬼兵隊とかで
皆と連絡するかもな。
まぁ、じゃあ晋助だと
仮定しようじゃないか。
うん。

しかしどっちの電話番号に
かければいいんだ?
本当になんで2つなんだよ!!

『辰馬も誰かぐらい教えろよっ。』

とりあえず
自分の携帯と電話番号をガン見。

いつの間にか海辺に来ていた。
もう海に捨ててやろうか。
この番号捨ててやろうか。

『どちらにしようかな…。』

古い決め方ですが。あ、下。
…よしっ。電話するぞ。
うわー、めっちゃ緊張…。

プルプル。

「はい。こちらつんぽでござる。」

ブチっ。ツーツー。

なんかかかってはいけない人に
かかってしまった気がする!!
つんぽってあのお通ちゃんとかの
つんぽ!?

『…な、なんでだよ。』

辰馬ァア!!
…って事は下は誰なんだ?
また有名人?今度はお通ちゃんとか?

いや、でもなぜ有名人の番号?
私別に芸能人の追っかけなんて
やってないよ。

とりあえず電話してみよう。
よしっ!!これで見知らぬ人が
でたら海にすてよう。

プルプルプルプルプルプルプルプル
プルプルプルプルプルプルプルプル。

『でろよっ!』

プルプルプルプっ。ツーツー
きりやがったァア!!
こういうのは晋助じゃね?

『ムカつくっ。』

誰だかしらないが。


プルプルプルプルプルプル
こんなにもでないヤローは誰だよ。
見知らぬ番号でもこんなに
鳴らしてるんだからでてよ。

『つんぽさんは優しいなぁ…。』

「…おい。んだよ。」

『…え。』

「てめぇ誰だよ。」

めっちゃ不機嫌ン!!
そして晋助だったァア!!

『あの、晋助。』

「…誰だてめぇ。」

『名前だけど…。』

「…。」

『…。』

「…は?」

は、ってお前!!
久々なのにそれはないんじゃないか!?

『いや、だから名前って
いってんじゃん。』

「…名前ってあの名前か?」

『あの名前かはしらないが
私は名前ですね。』

「お前…。生きてたんだ『失礼だな』
で、今どこにいんだよ。」

『江戸。晋助は京にいんでしょ?』

「いやァ。お前の目の前にいる。」

『えっ…。』

顔をあげると晋助。
なんだこの少女マンガみたいな展開!?
ありえねー。

『…え?ドッキリ?』

「は?」

『辰馬とか皆で手をくんで
サプライズ!?』

「とりあえず落ち着け。」

晋助と話たら昨日京から江戸に
きたらしい。
うわー。スッゴい偶然。


「これも運命だなァ。」

『腰に手を回さないでくれ。
セクハラです。』

「いいじゃねぇか。
なァ、名前ちゃんよォ。」

『また無駄にエロくなって…。』

「名前は美人になったな。」

『ハッ。そういって何人も
女口説いたのか?』

「…あのなァ。
お前の中の俺のイメージは
なんでそんな女口説いてんだよ。」

『銀時が昔、
高杉にちかずくと妊娠するぞ。
とか高杉は女が5人いるとか。』

「何まただそれ。」

「晋助様!!その女だれッスか!?」

「…北島。」

『やっぱり銀時の言ってたことは
「ちげぇに決まってんだろ。
鬼兵隊だ。」

『あぁ。晋助がお世話に
なってます。』

「いえ、こちらこそ…じゃなくて!!
あんた誰ッスか!!」

「どうしたんでござるか?」

「万斉。
前話した名前だ。」

『あ、始めまして。』

「あぁ。鬼兵隊にいれたい
っていう晋助お気に入りの
女の子でござるか。」

前話したんだ。
ん?鬼兵隊にいれたい?

『私入らないよ。』

「お気に入りってのは
驚かないッスね。ずるいッス!」

『お気に入りってなにが?』

「晋助が。」

『私を?ありがとー。』
 
「な。ずれてるだろォ?」

失礼な。
じゃあ他になんていうのよ。


とりあえず晋助の船へと
行くことに。
なんかまた子がギャーギャー
うるさいが。

『ってか船まじ目の前だったね。』

「あァ。名前が
見えたんでよォ。
で、なんで江戸に?」

『辰馬が皆会いたがってたよー。
ってさ。まぁ、江戸もいいかなぁ。
とおもいつつね。』

「…。名前殿さっき
電話したでござるか?」

『え。…まさかつ「そうでござる。
あ、じゃあ履歴から登録しとくで
ござるよ。」

あ、登録された。
まぁ、いいや。

「で、これからどうすんだよ。」

『あー。
とりあえず銀時のとこいって
真選組に会いたいかなー。』

「じゃあうちらの敵ッスね。
いつか邪魔になるッスね。
殺しましょう!!」

『うわー。また子。
女の嫉妬は醜いぞ。』

「呼び捨てにするんじゃねェエ!!」

「名前殿。
今日は泊まってくでござるか?」

『あ、お願いしようかな。』

「名前。鬼兵隊入れよ。」

『えー。
私天人苦手だし。きもくね?』

「誰がいれるッスかァア!!」

「おぉ!!なんと美しい

「変態ロリコンは黙るッスよ!!
勝負ッス!!名前!」

『てめぇも呼び捨てじゃねぇか。』

楽しくなりそうです。


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