呟く | ナノ

 こじらせ系彼女


■鹿犬

「やあスニベルス! 今日も卑屈そうな顔してるね!」

「ジェームズがかっこよすぎて卑屈にもなるんだろっ」

「だれが卑屈そうだ誰が」

「ジェームズのいうことは絶対だからお前だスニベリー」

「っていうかシリウスちょっとうざい」

■シリレギュ成
(≠アテネ)

「兄さんとはきょうだいだけど愛があれば法律だって変えてみせるわ」

「お前怖いよ。何がお前をそうさせるんだよ」

「なにって……兄さんへの愛に決まってるでしょ」

「照れる姿が可愛いけど妹としてだけで、俺は普通に血のつながらない女の子が好きだからな」

「……きょうだいで既成事実ってできるのかしら」

■エイマル
(爺世代/こじらせてるのはエイブリー)

「先輩先輩っ大好きですチューしたいです」

「お前さ、俺のこと好き好き言ってるけどぶっちゃけリドルとどっちがすきなんだよ」

「2人ともすきです」

「……あー、言い方がわるかったな。俺とリドルの船が沈没しそうになってて1人しか助けられなかったら、どっちを助ける?」

(まあどうせリドルなんだろうけど)

「トムくんです!」

「やっぱりな」

「だってトムくん助けてから俺は先輩と一緒に沈みます。トムくんは一人でも大丈夫だし、俺といたら怒る。でも先輩は俺がいないと泣いちゃうから」

「ば……っかじゃねえのか」

そのセリフだけで泣きそうになったなんて。
死んでも言ってやらない。



エイマルはこれこじらせじゃねえな!


2016/06/13 (21:16)


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -