KYOlove日誌
△月 ■日 月曜日
(am.8:46)
王子の目覚めを祝い祝福するかのように晴れ渡り雲ひとつない晴天の早朝。
8時50分までに登校しなければならないが、あと流石王子。今か今かと待ち構える私達を存分に焦らし、4分前に堂々とした落ち着き払った御様子で、登校。その待たされた分だけの興奮と高揚が私達の身体を駆け巡る。今朝の王子も問題なく麗しく至極の宝玉のような存在感であった。
(am.10:22)
身の程知らずにもほどがある東野の馬鹿が、屑が、人間失格が王子の安眠をぶち壊すが如く、王子のお名前を連呼する事件が発生。同クラスの会員達の働きで王子をあの馬鹿から解放して差し上げたという。ああ・・・っ!王子の輝ける寝顔を想像しただけで込み上げる熱きパトスが!・・・あら、失礼。
(pm.12:30)
今日のメニューは旬のお野菜を使い新鮮な魚介類をふんだんに入れた冷製クラムチャウダー。上品なスプーン使いでクラムチャウダーをお飲みになる王子。スプーンになりたい。
(pm12:53)
慎ましいお食事を堪能なさった王子がお使いになられた食器を誰が洗うかで学食のおばさま達の熾烈な争い、勃発。それを知らぬ我らが王子は教室に戻る。
(pm.2:10)
王子、就寝。
(pm.2:55)
王子、起床。
(pm.4:23)
お迎えにきていた車に乗り込む王子。その後ろ姿さえも凛とした空気がこちらまで漂ってくる。御髪が風に靡きその首筋があらわになり、その類いまれなる色気に多少の流血事件発生。あの細身のお身体が車内に入っていかれ、見えなくなってしまうだけで切ない気持ちにさせる。
(pm.4:24)
車、出発。これから某マンションに行く御様子。しかしこれ以上の追跡は規則を破ってしまうため、断念。
これで今日の記録は終わりたいと思う。
ではまた。